英語・英語教育・TOEIC

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現在完了形のニュアンス

<<英訳問題>> 

「私はその問題が解決されるまで、東京に行かないだろう。」

これを英語にするとどうなるか。

「東京に行かないだろう」は

I will not go to Tokyo.

∵未来の話なので"will"を使う。

問題は「その問題が解決されるまで」をどう英訳するか、である。

まず、「問題が解決される」は

The problem is resolved. (solvedでもよい。単語の長さ・音の雰囲気からresolvedの方が「しっかり解決」した感じが強いのではないか。)

そして時制を考えると「その問題が解決される」のは未来における話であり、本来なら未来形で

The problem will be resolved.

しかし、本問においては「その問題が解決されるまで」は副詞節。

∵「解決されるまで」が、「行かないだろう」を副詞の役割で修飾している。


そして文法におけるルール「副詞節における『時・条件』は現在形で未来を表す」に従う必要がある。

よって、正解は

I will not go to Tokyo until the problem is resolved.


ここまででよいのだが、ここからは中級以上の人が感じるべき「ニュアンスの違い」について。

上に挙げた正解と次の英文の違いがわかるだろうか。

I will not go to Tokyo until the problem has been resolved.

この英文の後半は現在完了形。

until以下の副詞節は現在形を使うというルールに反するのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれないが、これもありである。
なぜなら、現在完了形も現在形だから。

現在完了形の基本については以前記事にした

また拙著にも詳述してある。 

英語初心者からの卒業 ザ・現在完了形」Kindle版(100円)

MAGICAL 実用英文法」Kindle版(500円)

                 

現在完了形の意味するニュアンスに「完了・結果」がある。

been resolved とすることにより「問題がすっかり解決された状態」というニュアンスになるのだろう。
つまり「問題がすべて、完全に解決されきった」という感じなのだろう。

このような語彙・表現の違いは、話し手・書き手の気持ちのニュアンスによって生じる。

聞いたり、読んだりするときは、そういった点に気を配るのも面白いし、自分が話したり、書いたりするときにはニュアンスの違いを出せるようにしていくとよいだろう。


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【 2016/09/07 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(-)

コアミーニングは大事: 「10時に寝る」 sleepはダメ?

たまにある質問:
「10時に寝る=I go to bed at ten. sleepではダメ?」

確かに「寝る=go to bed/sleep」と学校で習うだけだから混乱するだろう。
私がいつも言ってるコアミーニングで考えればわかりやすい。

go to bed=ベッドに行く

→床に就く(布団に入る)

「○時に寝る」は「○時に床に就く」だから。


一方、sleepは「眠る、睡眠をとる」。
よって「10時に睡眠をとる」となりsleepは不可となる。

Cf.We sometimes sleep late at the weekends (= until late in the morning).=朝遅くまで眠っている。


逆に「8時間寝る」ではgo to bedは無理。
「8時間睡眠をとる」ということだから。
go to bedはあくまでも「床に就く。布団に入る。」という動作だから。
その動作に8時間かかるわけではない。


このようにコアミーニングで考えることは有効。
そして、学校で教えるときも本当はこういうことに触れたほうがいい。
「寝る」という単純な表現だが、いざ使うとなるとこのような問題に直面し、自分で勉強しなおす手間になるから。

もっとも、現在の教師の英語力を考えると、このような「ニュアンスの違い」を教授することはほとんど無理なことかもしれないが。
「英語を使う」という観点から、スピーキングやライティングの授業で、教科書にそのような説明があるなら何とかなるかもしれないが。

これに類似する問題は色々ある。
細かく説明するのは、以前したと思うのでここでは指摘だけ。

You had better=したほうがいい
と習うが、かなり強制的なので目上には使うべきではない。You shouldなどがよい。

I had him go.=彼に行かせた。
使役のhaveと習うが、himの部分は目下や業者のみに使うべきで、目上などには使わない。

I must/have to do it.=それをしなければならない。
「しなければならない」として習う2つだが使い分けがある。
mustは主観的事情、have toは客観的事情による。

He will/is going to do it.=それをするだろう。
未来形として習う2つだが使い分けがある。
すでに準備ができているような場合はbe going toを使う。


以上のようなこともコアミーニングなどによって使い方やニュアンスの違いを知っておくべきである。
実際に使う場合、間違った場面で使うことになってしまうこともあるのだから。


文法について詳しく知りたい方は拙著「MAGICAL実用英文法」を参照して頂きたい。
【 2016/06/30 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(-)

「スタッフの一員だ」 × I am one of the staff

 staffはわかりにくいので、まず「committee=委員会」を考える。

「私はその委員会のメンバーだ。」
× I am one of the committee.
これはダメである。
理由:委員会(committee)は、複数の委員からなる合議体、いわば入れ物であって、人ではない。
よって、I am the committe.=私は委員会である。と言っているようなもので、おかしい(私は委員である、と言わなければならない)。
また、committeeは単数であり、oneも単数であるから、文法としておかしい。
"one of 複数形" でなければならない。
では、I am one of the commitees.はどうか。
この意味は、「私は、(複数存在する)委員会のうちの1つ(の委員会)だ。」となり、おかしい。
よって、正しくは、
I am a member of the committee.
=I am on the committee.(onのコアミーニングは「~の上に(のっている)」。よって、I am on the committee=私はその合議体(committee)の上にのっている、というニュアンス)
以上を理解すれば、staffも同様に考えれば済む。
ただし、日本語の「スタッフ」は人を表すので誤解しやすい(「委員会」の場合は「委員」が人を表すので誤解しにくい)。
つまり、staffもcomitteeと同じく、人ではなく、「人の集合体」、つまり入れ物である。
そうすれば、「私はその会社のスタッフだ(一員だ)」につき
× I am one of the staff(s) of the company.(=私はその会社の入れ物の1つだ。)と言っているようなものであり、おかしいことがわかる。
正しい言い方は色々あるが、次の例文を覚えておくとよい。
私はその会社の社員です。
=I am on the staff of the company.
=I am a member of the staff of the company.
=I am one of the staff members of the company.
=I work for the company.

なお、上の例文にもあるとおり、個人を表したい場合はstaff memberとすればよい。

例:He is a staff member of the company.=彼はその会社のスタッフです。

結局、日本語のスタッフと英語のstaffの概念が違うから、わかりにくいということであろう。


文法を本質的に感じながら習得したい方は拙著「MAGICAL実用英文法」を参照いただきたい。




【 2015/11/25 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(-)

付加疑問文はちょっと難しい

初級・中級者を教えていると、かなりできないのが付加疑問。
今回はそれについて。

「君は毎日学校にいっていますよね。」
を英語で言いたい場合、付加疑問を使うということを知っている人はまあまあ存在する。
しかし、意外と用法が難しく、ちゃんと使える人は少ない。

付加疑問とは次の通り。

「彼は学生ですよね。」

He is a student, isn't he?

このように最後に「よね」に相当する意味合いを付け加えるものを「付加疑問」と呼ぶ。
これは知っていると会話で結構役立つ。

しかし、例えば最初の日本語の例文を

×  You go to school every day, aren't you?

などとしてしまう。

こういう場合、まず考えるべきことは否定文の作り方。

You don't go to~.

そうすれば、aren'tは間違いであることがわかる。

正解はYou go to school every day, don't you?。


付加疑問のもう1つの問題は、否定文の場合。

「彼は学生じゃないんですよね。」

He isn't a student, is he?

これの作り方は、まず「彼は学生ではない=He isn't a student.」を考える。そして付加的に「よね」をつけるのだが、すでに否定形を使っているので、付加部分は否定形を使わない。

「彼は毎日学校にいっていないですよね。」も同様に作ればよい。

He doesn't go to school every day, does he?

(なお、not~everyによって「部分否定」の意味合いとなる。つまり「毎日はいっていない」。仮に全部否定を表したいなら、例えばHe never goes to school.=まったく学校にいっていない。などとなる。)

その他の留意点は、あまり使わないがThere isの場合はisn't there?を付加することだろうか。

また、会話でやりがちなのが(以前私もやったことがあるが)、疑問に思って疑問文をいってから、確認の意味をこめて付加してしまう場合。
「彼は学生?ですよね?」
という気持ちなのだが、
×  Is he a student, isn't he?
としてはダメ。
付加疑問は、あくまで肯定文に付加するものである。


よくわからない人は、無理に使わなくても、なんとか意志疎通はできるだろう。
また、確認を取りたいときは、付加疑問の代わりに
He is a student, right?
などと言うのもよいだろう。

なお、付加疑問文の言い方は、上げ調子と下げ調子がある。話者の気持ち次第で、疑問に近いときは上げ調子で、確認をしたい場合は下げ調子となる。

付加疑問など文法を詳しく学びたい方は拙著「MAGICAL実用英文法」を参照されたい。


【 2015/10/14 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(-)

「久しぶり」Twitterまとめ&補足(現在完了形)

英語表現メモ:

久しぶりに雨が降った。

We had the first rain ( )
=It rained for the first time ( )

( )には
in a (long) while[in many days]=after a long interval
等が入る。

firstを使うのがミソ。
表現は他にもあるが、いずれにしろ「久しぶり」を一語で言うのは困難なのが実情。


挨拶の「久しぶり」。

Long time no see.は有名だが、これは口語であったり、インフォーマルであったりするようだ。

もう少しフォーマルなのは
I haven't seen you for a long time[for a while].=It's been a long time[a while].
等がある。

コア・ミーニングにつき前者は「長い間あなたに会っていません(でしたね)。」、後者は「(会っていないのが)長い時間でした。」


なお、I haven't seenとIt' beenは現在完了形である(I have not / It has beenの短縮形)

現在完了形は過去形ではなく、現在形の一種で「過去のある時点から現在まで継続している状況の現在の様子」を表す。

過去形
I saw you a year ago.=1年前にあなたに会った。(「1年前」という過去の一時点の様子を表すのみ。)

現在完了形
I haven't seen you for a year.=1年間あなたに会っていない。(「1年前」という過去の一時点から「会っていない」状態が継続しており、その現在の様子(1年間会っていないという状態)を表す。)

過去形
It was a long time.=それは長い時間だった。(過去のある時点を基準として、「それ」が長かったことを表す。例:10年前のことを思い出して、その頃ずっと入院生活を送っていた場合に、その入院生活が長かった。)

現在完了形
It's been a long time.=(最後に会ったときから現在まで)長い時間だった。(例:10年前から入院を続け現在に至っている。)



現在完了形は中学で習うが、理解できない人が多い。
実際に非常によく使われる文法であり、これが使えるようになったら初級を卒業したといってよいだろう。

現在完了形などの文法を勉強したい方は、拙著「MAGICAL 実用英文法」「ザ・現在完了形」を参照して頂きたい。

   
【 2015/09/23 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(-)


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