英語・英語教育・TOEIC

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発表 無事終了!

日本メディア英語学会での発表2つを無事に終えた。

午前は4人で共同発表。
私が最初に発表した。
英文の難易度の測定方法・結果について。

その後に続く3名の先生方が、それを生かしつつ、メディアを利用した教育法を上手にまとめていらっしゃり、1時間がスムーズに流れていった。


午後は個人発表。
ニュース記事の難易度を語彙面から測定する方法、結果について。


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デスクトップはちょうど時期なのでカボチャのおばけ
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メディアの学会だけあって、世界的に有名なメディア関係の会社で長年英文記事を書いていたというような経歴の方々も多かった。

調査した中では、TTRという指標ではJapan Timesが最も難しくて、New York Timesは真ん中あたりという結果。
確かにJapan Timesはかなり難しいと思うので妥当な結果だと思う。


しかし、数名の方々から質問が。
「New York Timesの方が難しいと思う。」
それは個別的な要因、例えば背景知識、教育歴などによるのかもしれない。
特にJapan Timesは日本に関する記事が多いだろうから、「より簡単」に感じるかもしれない。


その結果はあくまでTTRに基づくものである。別の指標、例えばReadabilityではNew York Timesが最難関である。


全体的には「とても興味深い発表」との好評価を頂けた。
これでまた一仕事終えることができたが、まだまだやることはあるので気を抜くことはできない。
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【 2016/10/30 】 研究・論文 | TB(0) | CM(-)

近況報告とReadability

ブログからはちょっと離れてしまっていた。
7月から8月上旬まで非常に忙しかった。

通常業務の他、いくつか追加の仕事も行っていた。

以前出版された
「Mini-Activities in University Non-Major English Classes (1)」(昭和女子大学現代教育研究所)
がとても好評とのことで第2弾を出すとのこと、
それのアイデアを練っていた。

また、実現されるかわからないが、とある出版社からの依頼で教材とスマホアプリのアイデアを作っていたりもした。

仕事ではないが、Twitterで発音や英検合格に関して悩んでいる方がいらっしゃったので、オンライン電話でコツなどを教えて差し上げたりもしていた。

そんな中、Twitterをのぞいていたら、次のようなTweetがあった。

これについての私のTweetを以下にまとめておく。
=================
Readabilityは私の研究のど真ん中なのでこれを利用する方向けにちょっと説明します。Readabilityは「読みやすさ」Formula=公式は多数。基本的にはどれも文章の語数・文数・音節数で計算。語数・文数が少ないと高い数値は出る。本格的調査には3千語必要とか。

Flesch-Kincaid Reading Easeは満点100で通常の文書は60~70。数値が大きいほど読みやすい。これを米国の学年で示すのがFlesch-Kincaid Grade Level。3は米国の小学3年生が理解できるということ。

英字新聞は学習者にとって難解だが私の調査では有名メディアのニュース記事は11~12。高校生なら読める。まあ日本の新聞でもそうだから当然といえば当然。
=================

Readabilityスコアは米国ではよく使用されているという。
政府文書、契約書など。
MS  Word US版には標準でスコア測定がついているらしい(日本版も測定できるとの話があるが、私のワードに関してはよくわからない)

私の博士論文の前半で、Readabilityおよび英文ニュース記事のReadabilityについて深く研究。
12のメディアにつき、それぞれ2万語ずつ調べた。
その他、語彙レベルや語彙カバー率も測定するが。

後半においては、前半の調査によって「大学生にも読める」ものを見つけ、学生にそれを読ませたり、テストをしたりして学習効果を見ようという計画。

博士課程は3年間のうちすでに半分終わった。

後半戦も首尾よく進めていきたいものである。
【 2016/08/13 】 研究・論文 | TB(0) | CM(-)

日本メディア英語学会での発表・ワークショップ

2016年7月9日、かなりの雨が降る中、東京・錦糸町にて日本メディア英語学会 英語教育・メディア研究分科会 第13回分科会にて、発表とワークショップを行った。
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テーマは、かねてより研究中のリーダビリティやカバー率。

前半は理論的な説明、後半はワークショップ(各自のPCで実際に分析をする)を行った。

リーダビリティとは文の読みやすさ。
カバー率とは、語彙Aが英文記事Xの中に含まれる割合。
(「語彙」という言葉はちょっと難しい。「単語」とは違う。語彙とは、ある言語、ある地域・分野、ある人、ある作品など、それぞれで使われる単語の総体(デジタル大辞林)。
よって「語彙サイズが大きい/豊富」というが、単語を3個知っているときに語彙が3つとは言わない。)

研究対象となる英文はニュース記事。

リーダビリティ公式を使って難易度を測定。

語彙Aは、中学高校英語教科書の語彙とした。
よって、カバー率は、英文記事Xの中に中学高校教科書語彙がどの程度含まれているか(記事Xを、教科書語彙でどの程度カバーできるか)を測定。

リーダビリティは米国ではよく使われているようで、マイクロソフト・ワード(USA版)には公式が標準装備されており、また無料サイトもある。

各自が用意してきた素材のリーダビリティを無料サイトを使って一瞬で算出できる便利さに、参加者の皆様が驚き、かつ喜んでいた。

カバー率を計算するための準備として、語彙を並べたテキストファイルを作る必要がある。

そこで無料の語彙分析ソフトの1つKH Coderを使った。
そして、カバー率計算には特殊なソフトを使うことなく、エクセルによる方法を紹介した。

KIMG0004ぼかし 
参加者の皆様は楽しみながら分析することができたようであった。


秋に行われる本学会年次大会には、本分科会から共同研究発表を行いたく、その1部として私の研究を使いたいとのお話を頂いた。

閉会後、外へ出たら雨はやんでいた。
そして懇親会へ。

アジア料理の店で乾杯。
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アボカドサラダ

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ホーレンソウとチキンのカレー
ガーリック・ナン

【 2016/07/10 】 研究・論文 | TB(0) | CM(-)

常識が覆ったか。言葉の理解は左脳の言語野だけではなかった。

このところ何かと忙しくブログ更新が滞っている。

しかし今回、院の指導教授に教えて頂いた情報は英語学習や言葉に興味をお持ちの方々にお伝えしたほうがいいと思い、更新した。


最近、カリフォルニア大学バークレー校の研究者達が科学雑誌「nature」に発表した研究について。

タイトル: “Semantic information in natural narrative speech is represented in complex maps that tile human cerebral cortex” 

意味ごとに反応する脳の部位の3Dグラフィックス:http://gallantlab.org/huth2016/

以下に概要をまとめてみるが、まだ、ざっと見ただけなので、全容がわかっていないし、もしかしたら勘違いもあるかもしれない。

詳しく知りたい方は上に挙げたリンク先などを通して、ご自分で研究して頂きたい。

【研究概要】
=================
<<結論>>
言葉に反応するのは、左脳だけではなく、両方の脳であり、脳の全域に及ぶ。

また、言葉の意味によって脳の反応する部位が異なる。

意味のグループは次のように分かれる。
social, time, outdoor, visual, tactile, mental, violence, bodypart, number, person, place

このグループごとに、脳が反応する部位が異なる。これを3Dグラフィックスにした。

<<実験方法>>
MRIが使用された。
被験者は7人。
2時間以上もの間、ストーリーを聞かされ、その際に、どのような意味の言葉に、脳のどの部分が反応するのかを調査。
=================

【感想】
この発見が、英語習得にすぐに役立つわけではないだろうが、脳と言葉の新たな関係がわかったのはうれしい。

言葉に反応するのは左右の脳の全体である、ということ。
言葉と、感情や動作などとの関連もありそうな気がする。

言葉をうまく操るためには頭全体をマッサージして血流をよくするのも必要かもしれない。
また、これは抜け毛防止に有効だと、エステティシャンに聞いたことがある。

頭の体操は大事。頭の中だけでなく外からも。
(なんでこういう結論になるかは不明(笑))
【 2016/05/21 】 研究・論文 | TB(0) | CM(-)

岡秀夫教授 退任パーティ

昨日は、岡秀夫教授の退任パーティに出席してきた。
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岡先生は、私の目白大学院修士時代の指導教授。

パーティは岡先生のゼミ出身者で計画したもの。
場所は中野サンプラザの最上階のレストラン。
眺めは最高。
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目白大学の卒業式は毎年中野サンプラザで行われるが、私が修了した年、ちょうど東北大震災が発生し、その影響で中野サンプラザで行うことができず、大学の教室で行ったのだった。
今回、ようやく中野サンプラザに来られた感じもする。

岡先生はかなりの雨男だが、本日は曇りでよかった。きっと、一緒にいらっしゃった奥様が晴れ女だったのだろう(笑)。

先生が東京大学を退官して目白大学に移っていらっしゃった春、私が入学したのであった。

以来、7年間が経過した。

(同期のマダムKは非常にのんびりした方で、我々が先生の第1期生だということを本日初めて知った、ということに驚いた(笑))

先生は英語教育学の草分け的存在のおひとり。
また、バイリンガリズムの研究でも著名。

大学時代から、「毎日論文を1本読む」と決めて読んでいらっしゃったとのこと。
その後、英国や米国に何度も留学。
先生の指導を受けた方々の多くも、いろいろな大学等で優秀な研究者・指導者になられている。

41年間にも渡る偉大なご経歴に、本日大きな区切りが打たれたのだった。

法律学科出身だった私は大学院に入る前は、英語関係の学問の世界につき右も左もわからず、研究者のこともまったく知らなかった。

たまたま時期を同じくして目白大学にいらっしゃった岡先生にご指導を受けることができて本当によかった。

「歩く辞典」ともいえるほど何でもご存じで研究者として偉大なのはもちろん、教育者としても非常に素晴らしい。

意見を押し付けることはなく、バランスのとれた素晴らしい人格者でいらっしゃり、会話もお上手。

先日、昭和女子大学で博士号を取得した先輩女性の審査を務めた審査員の一人も岡先生であり、彼女も先生のことを「とてもやさしくてジェントルマン」といい、岡先生が審査員で本当によかったとのこと。

研究室では、とてもお似合いの蝶ネクタイをし、紅茶をたしなみクラシック音楽を聞いていらっしゃるご様子が、以前から「相棒」の杉下右京に重なって仕方がなかった。

そこで今回初めてその話をしてみた。ドラマはご存知なかったが、奥様が特に関心を示され今度見てみる、とのことであった(笑)

岡先生、今まで色々なご指導をありがとうございました。
これからもお元気でお過ごしください!
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【 2016/03/13 】 研究・論文 | TB(0) | CM(-)


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