英語・英語教育・TOEIC

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月別アーカイブ  【 2013年01月 】 

TOEIC用:「に関して」

「に関して」:with respect to = in respect of = regarding = concerning = as for

もちろんaboutもOKだが、他に比べてやわらかいのではないか。
他のものは、かたい、フォーマルな感じ。


最初の2つの区別は難しい。言い慣れるしかないか。
ネイティブ話者なら、自然に覚えてしまうのだろう。
日本人が「私は」と「私が」の違いを自然に理解してしまうように。

しかし英語に関しては、自然に覚えるほど大量に英語に接触することは困難である。

そこで、記憶術を使うとよいだろう。
なんらかの理由をつけて、記憶のきっかけとするのである。


with respect to 「うぃどぅりすぺくっとぅ」

withのthは舌を両方の歯でかむ感じで「どぅ」(ここで1回つまるかんじ)

respect toは音がつながるので「りすぺくっとぅ」(ここで、もう1回つまるかんじ)

2回つまるかんじになるので、respectの後はto。


一方、in respect ofは、1回もつまらない。

「いんりすぺくたーぶ」


以上のように、「つまるかつまらないかに関して」
「連続のつまり」 VS. 「まったくつまらない」
という違いで覚えておくのもよいだろう。





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【 2013/01/31 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(0)

英語と日本語との違い:単数・複数

英語と日本語との違いの1つは単複だろう。


1個の眼鏡:(a pair of) glasses 
ガラスが2枚あることに注目したのだろう。


1本のズボン:(a pair of) trousers[pants]。
足の部分が2つあることに注目したのだろう。


1個のはさみ。: (a pair of) scissors
はさみの刃が2枚あることに注目したのだろう。
ただし、アメリカ人の子供も間違えるようだ。
「scissor」と言ったのを「s」をつけると訂正されていた場面を見たことがある。

なお、scissorは動詞で「ハサミで切る」など。
さらに、「scissor=scissors=はさみ」もありらしい。
例えば、surgical scissor 外科用はさみ、scissor gait がにまた歩き。
しかし、それ以外ではまず、sをつけるようだ。




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発音のコツ「日本語からできるだけ離れる」シリーズ1

基本的には、発音は通じれば問題ない。日本語英語でも全く構わない。
ただし、それよりも上を目指す場合、発音の注意点に意識しながら練習するとよい。
参照先はコチラ

日本語と英語は言語的距離が最も遠い。
それゆえ、コツの1つは「日本語とは全く違うつもりで発音すること」。
日本語とは異なり、唇や舌を色々に変形させる。
それゆえとても疲れる。
逆に言えば、中級者くらいまでの人が疲れを感じないなら
その人の英語は日本語英語の域を出ていない
と言える。



twitterで述べたことをまとめておく。


coupon:
日本語は「くーぽん」。
英語は「くーぽおん」でもよいのだが、私はあえて「きゅーぱあん」である。
アメリカ人は、わりとそのように言っていると思う。


data:
日本語は「でーた」。
英語は「でいた」。でももっと離れたいから「だーた」。
さらに私の英語の起源のアメリカン・スタイルを貫くため「だーら」としている。


Monday, Tuesday:
日本語は「まんでい、ちゅーずでい」。
英語でもそんな感じで大丈夫。
私は場合によって「まんでぃ、ちゅーずでぃ」とする。ミソは、~dayの音が di になるところ。


auto:
日本語は「おーと」。
英国式ならほぼ同じで「おーつぉう」。
しかしアメリカンな私は「あーろぅ」。
automobile, automaticは、「あーるもうびーぅ」「あーるめーりっく」で行く。


自分なりに色々工夫するとおもしろくなってくるはず。
発音練習はスポーツで「技を磨く」のと同じである。



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間違いやすい語法:Discuss, Address, Tackle

discussの後にはすぐに目的語がくる。aboutなどはこない。

discuss itとかdiscuss the matterと覚えたり
「すぐに議論したいから余計なものはいらない」と覚える。
このように、単語のイメージを、用法と一緒に記憶すると実用的である。

一方、名詞の場合、discussion aboutはアリ。

同様に「~に取り組む」の意味のaddressも、後にすぐ目的語がくる。
これはTOEICにも出そう。

deal with, cope withなどに引きずられて、withをつけないこと。


さらに同様に「~に取り組む」の意味のtackleも、後にすぐ目的語が来る。
(http://eow.alc.co.jp/search?q=tackle+with には、ちょっとだけ
tackle withが載っていたが、他の辞書では皆無。
それゆえ、withはつけないで覚えておいたほうがよい。)



discussの用法で、らくてんのみきたに社長が誤用し物議をかもしたことがあった。
社長は誤用とされる用法について開き直り「ハーバードの友人も使っていた」と言った。
確かに間違いやすい。

英語の目的が意思伝達の道具とするなら、目的が達成されれば誤用でも問題なし。
外国語なのだから、完璧に正しく使えることのほうがおかしい。

言葉は常に変化している。多数の人が誤用すれば、いずれそれが辞書に載ることはありうる。
ただ、ネイティブ話者が誰も間違えないのであれば、その可能性は低いだろうが。




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【 2013/01/28 】 MAGICAL 英文法 | TB(0) | CM(0)

英語教育の問題の根源

私は日本人が中学・高校を卒業しても英語が身につかない現状を憂い
自分も含め多くの日本人が、日本で大変な思いをして英語を学習している姿を見て
この状況をどうしても変えたいと思っている。
英語に費やす多大な時間・金銭・労力を他のことにまわせたらどんなによいかと。
次の世代のことを考えている。

日本人が英語ができない最大の原因は日本の英語教育政策にあると考える。
英語が身につけられない政策が明治時代以来100年以上も続いており
一向に改善されていない。

その根本原因は、政策策定にかかわっている英語教育の専門家にあると思う。
彼ら自身は留学をして高度な英語力を備えているのだろうが
日本で英語を身につけるための苦労を知らない。
それゆえ、日本で英語を身につけるために必要な時間・方法論を知らない。
政策策定には言語習得論などが採用されてきているだろうが成果が上がっていない。
なぜなら、それらのほとんどは英語圏における研究結果であり
日本でそのまま適用しても役に立たないからである。

このまま中途半端な英語教育を続けるのは、もうやめにしてほしい。

日本人が高校卒業までに英語を使えるようになるためには方法は2つだと思う。


1つは授業時間を大幅に増やすこと
あるいは、小学1年生から毎日英語を教えること


国際化の中、将来の日本人に本当に英語を身につけさせたいと考えるなら
これくらいの大胆な改革が必要である。
さざなみのような改革で、過去100年以上成果が上がらなかったのだから。

他の教科との兼ね合いで難しいという批判は妥当ではない。
そもそも、英語がいわゆる5教科の1つとして、他の4教科と併置されているのがおかしい。

学校の先生は、数学が得意だから数学の先生になり、社会が得意だから社会の先生になり
英語が得意だから英語の先生になる。

しかし、英語の場合特殊である。
英語の先生で流暢に話せる人は非常に少ない。
もしいたとしても、その人は留学経験があるだろう。

他の科目の先生で、留学の有無で実力に差が出る科目はないだろう。
そもそも他の科目で先生になるために留学する人はほとんどいないだろう。

こう考えただけでも、英語の習得は、他の科目の習得とは違うのであり
特殊な教育政策が必要と言えよう。

それでも英語だけ特別扱いはできないというのであれば、英語は教科から外した方がいい。
今のような授業では英語嫌いの生徒が大量に生み出されるだけである。
教養の一環として、成績をつけない科目としたらよいだろう。
そして、子供に実用的な英語を学ばせたい家庭は
個別に英語塾に通わせたら良いだろう。

この場合、経済格差により、子供に不公平が生じるかもしれないがやむを得ない。
すでに、現在の小学校英語教育において、そのような格差は生じている。

もともと、英語や英語文化は、日本とは非常にかけ離れたものであり
国民全員が習得するなんて突飛な考えだ、と納得するしかないだろう。




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【 2013/01/27 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

高等教育に携わる者のTOEIC批判

世の中には、そしてインターネットの中には、目立つ存在として2種類の人種がいる。
TOEIC を愛する者とTOEICを批判する者。

二者の見解はいつまでたっても平行線だろう。
なぜなら、両者は、英語力を培った土壌が違うし
見ている風景も違うからである。
一方は日本で英語を勉強の対象として英語学習に苦労し、
他方は海外で生活の道具として英語を身につけたからである。

それゆえ、これ以上語ることは、あまり適切ではない。
しかし、日本の英語学習者のために以下の通り反対意見を述べておく。


「TOEICは英語力やコミュニケーション能力を測定できない。
英語は話せてなんぼでしょ。」
というのが定番の批判である。

TOEICに関してどのように考えるのも自由である。
しかし、英語が得意と思われる大学教育関係者が批判するのは基本的に妥当ではない。
TOEICを目標に頑張っている多くの英語学習者をむやみに混乱させるからである。

TOEICのことをよくわかった上での批判なら問題ない。
しかし、必ずと言っていいほど、当人はTOEICの受験経験がないか、
あったとしてもそれを公にしていない。

にもかかわらず、批判をするのはよくない。

「りんごなんか食べるもんじゃない。
あんなもの食べたって健康に役立ちはしない。
健康になりたかったら、野菜を食べたり運動したりしなさいよ。
健康な体は、動いてなんぼでしょ」

りんごを食べたことが無いのに、りんごを批判をするのと同じだろう。
りんごの味をよく知り、りんごが健康に役立たないという研究結果を持っているならともかく
そうでないのに批判するのはよくないだろう。

twitterで、英語教育に携わる大学関係者の次のような発言を見つけた。

「英語さえできれば、引きこもりだった人でもTOEIC満点連続30何回なんて例がありますから。不可解なのは、TOEICという「コミュニケーション能力を測る」テストに引きこもりの人がやすやすと何度も合格すること。」

まず英語関係の専門家たちに言いたいのは
「不可解」と感じることがあったら自分で研究してみるべきであろう、ということである。
それが大学に籍を置く研究者としての仕事であろう。

この発言者は、「テスト」という部分を見逃している。
およそテストというものは、傾向が存在する。
そのテストの信頼性や公平性を維持するためである。
この傾向に精通し、実力を一定以上にたかめたならば
何回受験しても高得点を連続して取得できるのは当然である。
それがテストというものである。
同じ人がいつも同じ点を取れるということは、そのテストが信頼性が高いということを示しているだろう。
また、およそテストというもので、全てを測定できることはあり得ない。

「コミュニケーション」というと、TOEIC批判者たちは必ず
「英語は話せてなんぼ」を持ち出す。
そして「TOEICではスピーキング」を測定できないという。
しかし、TOEICにおいても、スピーキングに必要な能力について
ある程度は測定できる。
たとえば、Can you open the door?に対して
Yes, I can. は間違いで、Sure.が正解と判別できるなら
「そのような会話の状況において適切なスピーキングの表現を選択できる能力がある」と測定できる。

また、いつも私が言っているように「部分的能力」の考え方を認めるべきである。
「英語は話せてなんぼ」とは限らないのである。
英語は読むだけで生活が送れる、と言う人もいる。
特に日本で生活する日本人の多くは話す機会はほとんどない。
それゆえスピーキングは軽視されるのもしかるべきである。

なお、大学受験レベルの勉強をした日本人でスピーキングが苦手な人でも
海外駐在をすれば、1カ月くらいで必要なことは流暢にしゃべれるようになるのが一般のようである。
言葉は生活の道具なのだから、これはむしろ当然である。
そして日本において皆がしゃべれないのも当然ということになる。

そして、コミュニケーションはスピーキングに限ったことではない。
もし、その「引きこもりだった人」が有名なK氏だとするなら
彼はTIME、Economistなど硬派な雑誌を毎日読み
編集部にしばしば意見を投稿していたという。
これも一種のコミュニケーションと言えよう。

また、この発言者が見逃しているのは、
K氏が7年間毎日10時間以上英語力を鍛えてきていることである。
「やすやす」と満点を取っているわけではない。
それだけの英語力があれば、どのような英語のテストであっても高得点がとれるはずである。

また、この発言者が見逃しているのは、
その引きこもりの人が、引きこもり前は
ちゃんとした(日本語による)コミュニケーション能力を持っていたことである。
日本人なら誰でも日本語によるコミュニケーション能力は持っている。
そして英語力があるなら、日本語を英語に変換すれば
英語によるコミュニケーションも大部分において成し遂げられる。
K氏が「英語によるコミュニケーション能力」を図るTOEICで満点をとれるのも不思議ではない。


日本で英語を学習する者にとって
TOEICなどのテストを目標にするのはとてもよいことである。
勉強のモチベーションの維持に大いに役立つからである。
何事も「動機、気持ち、目標」こそが何よりも大事である。
これがなければ先へは進めない。
年単位でしか進歩しない英語力の場合なおさらである。

そういう意味で、帰国子女や海外で英語を身につけた人による
「日本での英語学習・英語教育」批判は全く意味をなさない。
英語圏で生活していれば、モチベーションも何もいらないからである。
もし日本で苦労して話せるようになったのであれば
軽々しくTOEIC批判はできないはずである。

そもそもTOEICを批判することの目的はなんなのか。
TOEICがダメなテストだというなら
製作者のアメリカのETSに申し出ればよいし
TOEICを採用している多くの日本企業を訪れて
TOEICがダメなテストであることを説いてまわったらいいだろう。


「そのような努力を行って、このような回答を得た」
というような発言を、英語教育に携わる専門家からは期待したいものである。




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【 2013/01/27 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

明日英検1級を受ける方へ

明日英検1級を受ける方へ。


試験である以上対策を立てることが有効であろう。

時間配分を決めておくとよいだろう。

設問順に例えば

①語彙15分(1:45に終了)
②空所12分(6分×2)(1:57に終了)
③長文40分(10,10,20分)(2:37に終了)
④エッセイ30分。余った時間でリス先読み。Part4 は選択肢も。


>>ポイント<<

<1>語彙は17-20個/25の正解を目指せばよい。

<2>作文は20点/28を目指せばよい。
スペルや文法のミスは減点されるらしい。よってシンプルな表現がよいだろう。
そして定番の形にはめる
①序論②理由や具体例×2or3③結論。それぞれ2-3文で書く。

例えば次のような感じ。

①最近「テーマ」について多くの人の関心が集まっている。
それについて私は「結論」と考える。

②第一に、(序論) 、具体例、結論。第二に、(序論)、具体例、結論。第三に、(序論)、具体例、結論。

③結論


<3>配点の高い所を取ると有利
長文の3つ目、リスニングのPart3,4


あとは体調と精神面を整えればよい。

試験は水ものなので最後まであきらめないでほしい。
合格点はそのときによって変わるのだし。

受験者の皆さん、健闘を祈る!



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【 2013/01/26 】 英検 | TB(0) | CM(0)

マニア

先日の記事で「単語マニア」について書いた。
http://ameblo.jp/english-revolution-2012/entry-11452081801.html

今回は、「マニア」に相当する単語をまとめておく。

mania
発音は、「めいにあ」
意味は、「熱狂」

The country has a mania for [the mania of ] Judo.
その国は柔道に熱狂的だ。


人を表す場合は
名詞:maniac(形容詞「熱狂的な、狂人の」もあり)
発音は「めいにえーく」

例えば「釣りマニア」は 
a fishing maniac


私は車マニアだ。
I am a car maniac.

言い換えとして次が可能だろう。
I am crazy about cars.

どちらにしても「狂っている」かんじがある。
よい意味だとしても、知らない人に対しては
むやみに使わない方がいいかもしれない。



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【 2013/01/26 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(0)

英語で考えて話せ・・・?

英語の達人や英会話の先生の多くは言うだろう。
英会話のコツは「英語を話すときは英語で考えて話すこと」と。

しかしこれは大抵の場合、学習者には無理な話だろう。

こちらのブログに興味深いことが書いてあった。
「インドの校長先生の話 (インド留学のすすめ)」
http://ameblo.jp/principal-ega/entry-11452774436.html

これによれば、
「ほとんどの日本人は、英語で考えるほど語彙を知らない。
それゆえ、日本語で考えるべき。
そして、シンプルな日本語に変換して、それを英語にするべき。」

たしかにその通りだと思う。

もし、英語だけで考えるとしたら、その思考は極めて浅薄なものとなるだろう。
日本語を使用するなら、例えば次のように思考がめぐるだろう。

「近隣住民の間でごみの処理方法について議論が持ち上がっている。」

しかし、これを英語で考えようとするとほとんど不可能ではないだろうか。

「近隣住民」「処理方法」「議論が持ち上がっている」

neighborhood (residents), methods to dispose of, there has been a discussion

どれも、わりと形式的なかたい表現であるため
英語で言うとなるとなじみがなく非常に難しい。

そのような場合、まずかたい日本語をやわらかい日本語(英語で言える簡単な表現)に変換するべきである。

「このあたりの人達が、どのようにごみを処分するかについて話し合いをしている」

People in this area have talked about how to do with garbage.

これならば、かなりわかりやすい単語で済ませることができるだろう。


また、英語で考えるとなると、思考がぶつ切りで原始的なものにとどまってしまうだろう。
「腹減った」「雪降った」「車を運転した」「怖かった」「人が歩いていた」など。

しかし実際には、思考ははるかに複雑である。

「数年ぶりに大雪が降った朝、私は腹が減っていた。
しかし、急用があるためすぐに出かけた。
車を運転するのは怖かった。
なぜならブレーキを踏んでも止まらなくなる危険があるからだ。
通りを歩く人々は滑ったり転んだりしてとても大変そうに見えた。」

これらを英語で考えるとなると大変だ。
例えば次のものは英語で何と言うのだろう。
「雪」はわかるが「大雪」は?
「急用」は?
「ブレーキを踏む」は?
「危険がある」は?

日本で学習する場合、日本語のこのような日常的な表現であっても
めったに出会うことはないためその英語表現を知ることは難しい。

それゆえ、自分で英語で表現できる形に
日本語を単純化したり省略したりすべきであろう。

この場合、日本語の思考に比べて
言いたいことがはるかに縮減されてしまうがやむを得ない。
それが外国語を話すということだろう。

そして、もし余裕があるなら
今回の事例のように「英語で何と言うのだろう」と思った表現は
調べて覚えておくとよいだろう。


MEMO

「急用がある」
I have urgent business. ( I have an emergency.)
この表現を知らない場合、日本語を単純化させ
例えば
「今いかなければならない。」
にしたらどうか。
I have to go now.
これで相手には
「この人は今でかける必要があるのだな」
とわかってもらえるはずである。


結論は、次の通りである。

英会話のコツ

①日本語で考える→
②かたい日本語をやらわかい日本語にする、また、複雑な日本語表現を単純な日本語表現にする→
③やわらかい日本語や単純な日本語表現を英語にする

慣れてきたら①は省略できるだろう。
訓練を何年も続けたなら、難しい言葉や複雑な表現も話せるようになるだろう。
そしてもし、あなたが海外で生活するようになった場合
自分の日常生活で毎日使うような会話は
何も考えなくても英語がでてくるようになるだろう。





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海の彼方より時空を超えて

76年前に瓶詰めされた手紙がニュージーランドの海岸で発見された。
拾い主が調査したところ、送り主はすでに亡くなっていたが、
その孫がオーストラリアに住んでいることをつきとめた。

祖父が早くに無くなったことから、孫は祖父に1度も会ったことが無かった。
今回、このような形で初めて祖父に出会うこととなった。

英文記事
http://www.perthnow.com.au/news/western-australia/message-in-bottle-reaches-perth-after-76-years/story-e6frg13u-1226559506477

和文記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000068-reut-asia


手紙の中味が気になるが、何も書かれていなかったのか・・・


英文記事の下から4~5行目

He said that because his grandfather had died so many years ago, he had never got to know him so was delighted another link had turned up.

やや長い文だが次の2つが併置されている。
He said
(He) was delighted

両方過去形なのが手掛かりとなる。
一方、said that以下は、said よりも古い話なのでhad died, had never got という過去完了形が使われている。またdelighted 以下も同様にhad turnedとなっている。




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【 2013/01/25 】 雑談(英語) | TB(0) | CM(0)

ペタと英語ブログランキングに参加した

このブログを始めてもうすぐ1カ月がたつ。

今まで記事を書くことに専念していたが、最近やっと他の人のブログを見たりするようになった。

そこで他の多くの人がやっていることを2つまねてみることにした。

ペタを受け付けることと

英語ブログランキングに参加すること

書く者としては、こういうものに参加すると書く励みになると思う。


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【 2013/01/24 】 雑談(一般) | TB(0) | CM(0)

日本版CEFR

CEFRについては以前述べた。
http://ameblo.jp/english-revolution-2012/entry-11450068903.html

一言では説明できない壮大な言語政策である。
このうちのごく一部だけが大きな注目を集めている。

能力を分類する基準である。

これは今や世界中で注目、活用されている。
日本の様々な教育現場はもちろん、
NHKの語学テキストの区分も去年あたりからCEFRが採用されている。

英語教育学の師匠 岡教授によれば
他のコンセプトのほうが重要とのことだが
どうしても、わかりやすくて目立つものが注目されてしまうのもやむを得ないか。

岡先生がたは
過去3年あまりにわたり、日本版CEFRの策定に取り組んでいらっしゃった。
私もその会合などに何度かお邪魔させて頂いたことがある。
1つ1つの基準を設定するのが、極めて困難な作業であることを知った。

CEFRの能力区分は6個だが
岡先生いわく
「日本の場合もっと詳細な区分けが必要。
例えば、小学生がアルファベットを書けたことも、きちんと評価すべき。」

たしかに、CEFRが生まれたヨーロッパでは
英語圏でなくても、アルファベットは皆が簡単にかけるはずであるが
日本ではそうはいかない。

日本の英語教育における評価項目として
このような極めて基本的な部分も評価する必要がある。


本日、岡先生からメールを頂いた。
3年以上の歳月を費やした日本版CEFRの研究について
近々、最終報告会があるという。

3月になったら出席したいと考えている。
【 2013/01/24 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

長所を生かす VS. 短所を補う

昨日販売を開始した電子書籍をさっそくご購入して頂いた方々
誠にありがとうございます。

「TOEIC 1日で100点アップする秘法
―英語や読書が苦手な人への特効薬― 」


「TOEIC 1日で100点アップするためのリーディング・ハーフ模試
―解く際の目線の移動や思考過程をライブ感覚で詳しく解説―

これらには、他の書籍では語られていないような
即効性のある戦略が載っています。
「最短で最高のスコアアップ」を目指していらっしゃる方はぜひご利用ください。

==================================

本来勉強は、自分の好奇心に従って楽しみながら行えるのが理想だろう。

しかし、試験勉強となると、そのようなことをいつも言っているわけにもいかない。

TOEICにしても、英検にしても、
リスニングやリーディング、ライティング、単語、読解など
様々な方向から受験者に襲いかかって来る。

そのような多方面からの攻撃に対して、どのように対処したらよいか。

長所を生かしつつ短所を補うのが最もよいだろう。

しかし、なかなか両方を行うのは大変だ。

最高レベルを目指すなら、全般的に鍛えなければならないが
それ以外の場合、長所を伸ばした方がいいかもしれない。


私はニュース英語ばかり読んでいたので、
TOEICの語彙はあまり困難に感じたことはなかったが
長文読解は大変だった。
ニュース記事以外のものもたくさん出るから。

この短所を補うため問題練習をたくさん行った。
(詳細は、「日本で英語を習得する方法」を参照されたい。)

英検1級の長文読解は、TOEICに比べて断然楽だった。
特に準備しなくても読解は満点がとれるし
語彙問題も合格点はとれる。
しかし、ライティングは準備しないで受験したら
とんでもなく低い点数だった。全体の平均点よりはるかに下だった。
それでも合格したのは読解とリスニングがよかったから。


そういうわけで、合格点を出すためには、長所を磨いておくのは
やりやすいし、有効なのだろう。

「しかるよりもほめたほうがよく育つ」に共通するのかもしれない。
【 2013/01/24 】 雑談(英語) | TB(0) | CM(0)

TOEIC1日で100点アップさせる秘法

刺激的なタイトルだが、実際に私の生徒にそういう人がいた。
私の講義を1回きいただけで100点アップさせたのである。

今まで教えてきた人達のほとんどは
「最短で最高のスコア・アップ」を望んでいた。
これは当たり前かもしれないが、
就職や転職、キャリアップのため、少しでも早く点数を上げたいと思うのである。
しかし、彼らの多くは英語やTOEICが大好きというわけではない。
できれば受験したくないし、英語の勉強もやりたくないのである。

そういう人たちの矛盾とも言えるニーズに答えて今まで指導してきた。

そのような中で生みだしてきたいろいろな戦術を
今回電子書籍にまとめてみた。


また、TOEICで時間が足りなくて困っている人は実にたくさんいる。
私もかつてはそうであった。

TOEICが得意な人や関連書籍の言う通りにやっても
どうしても時間内に終えることができなかった。
そこで、時間が足りなくなる原因を独自に徹底的に分析した。

TOEICのことを全く知らずに初めて受験したときは500点前半だった。
(当時のリスニング力はゼロ、リーディング力は大学受験勉強で培った力のみ
大学受験勉強に関しては「日本で英語を習得する方法」で触れている)
その後、日本にいながらにして様々な工夫をして990点(満点)に到達した。

国内で学習するためには、海外で英語を身につけた人とは違ったアプローチが必要である。


以上のような観点から
「最短で最高のスコア・アップ」を実現するためのオリジナル電子書籍を作ったので
ご興味のある方はぜひご利用して頂きたい。


「TOEIC 1日で100点アップする秘法
―英語や読書が苦手な人への特効薬― 」


「TOEIC 1日で100点アップするためのリーディング・ハーフ模試
―解く際の目線の移動や思考過程をライブ感覚で詳しく解説―


日本で学習する大変さが身にしみてわかっているので
国内学習者の負担を少しでも軽くしたいとの思いで作成した。
これらの著書が少しでも皆様のお役にたてるのであれば
これ以上の喜びはない。
【 2013/01/23 】 TOEIC | TB(0) | CM(0)

センター試験問題「キムチ・ミートソース」

センター試験のリスニング問題が話題になっている。

http://entabe.jp/news/article/1227
によれば概要は次の通り。

==================================
『ミートソースのつくり方』についての英文が読まれるなか、
なぜか「キムチベースを入れるとおいしい」という旨のセリフが流れた

問題の内容は“どの順序で材料を加えていくか”というもの。東進による模範解答では『Onion→Meat→Tomato→Kimchi base』が正解
==================================

突飛な内容が出てくるとリスニングの集中がとぎれてしまいかねない。

TOEICでも、人物名で、国民的人気アニメの登場人物の名前が出てきた時
とまどった受験者が少なくなかった。

それにしても、ミートソースでキムチを入れるとは初耳。
作り方によってはおいしいかもしれない。
豚とキムチの相性がよいことは有名であるし。


内容が突飛な場合はめったにないが
近くの受験者がうるさいなど試験中にアクシデントが発生した場合に動揺しないためには
高地トレーニングとしてファミレスやファーストフード店などで勉強をするのもよいかもしれない。
【 2013/01/23 】 雑談(英語) | TB(0) | CM(0)

じゃがいも料理

言葉は地域によって異なることは以前述べた。

生活に密着したものほどその傾向が強い。
例えば、食べ物の名前である。

皆さんの好きなじゃがいも料理は何だろうか。
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20130122/Newscafe_sp_1224694.html

じゃがいもは、いろいろな料理に使われてどれもおいしいものができる。
フライドポテト、ポテトサラダなど好きである。

ハッシュドポテトは、hash browns と言うらしい。
みじん切りにしたジャガイモを小麦粉を繋ぎとして円盤状ないし小判状にして食用油で揚げた料理。


hash

名詞
細切れ肉料理、寄せ集め・ごたまぜ

他動詞
細かく刻む、切り刻む、台無しにする


マッシュポテトは、mashed potato。
茹でたジャガイモをすりつぶし、牛乳とバターを加えて滑らかに仕上げた料理。
mashedのedが聞こえないのは、iced coffee などと同じである。


mash

名詞
すりつぶしたもの、(すりつぶして)ドロドロになったもの[状態]

他動詞
すりつぶす、すりつぶしてドロドロにする


ちなみにマッシュルームは、mushroomであり、mashとは異なる。


以上、じゃがいも談義であった。
【 2013/01/22 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(0)

スピーキングとイントネーション・チャンキング

英語らしく聞こえるために重要なのは発音であるのはもちろんだが
イントネーションとチャンキングも 同じくらい重要である。

チャンキングとは、2,3語のかたまりにすることである。

(詳しくは「日本で英語を習得する方法」を参照されたい)


チャンクごとに、イントネーションをしっかりつけると
天と地ほども大きな違いを出せる。

たちまち、ものすごい英語らしく聞こえるようになる。


日本語は文字を重視する言語だが、英語は音声を重視する言語だからだろうか。


つなげるところはつなげて一気にしゃべる。
そして、区切るところで区切る。

アクセントをつけるところはしっかりつけ、そうでないところは弱くする。


そうすることにより、あなたの英語はすこぶる英語らしくなるはずである。

その他、発音の注意点については
日本で英語を習得する方法」やホームページを参照されたい。

発音

発音に悩む人は、かなり多い。

うちの英語クラブのメンバーから相談を受けた。
カンボジア旅行から帰ってきて痛感しているとのこと。

カンボジアもドルがメイン通貨となっているように英語圏であり
現地で探したガイドによれば日本人の英語は世界でも独特でちょと解り難いとのこと。

うちの英語クラブでも「発音」の時間を設けようかと思う。


上手な発音とはどのようなものか。

「世界中のより多くの人に(より少ないストレスで)理解してもらえる発音」だろう。
このWorld Englishesの時代、英語はネイティブ・スピーカーだけのものではないから。

アメリカ英語は、イギリスにおいては「上手だ」とは言われないだろう。
イギリスに音声学講座で有名なレディング大学がある。
(たしか、夏期講座などがあり、誰でも受講でき、世界中から受講者が集まるという)

レディング大学で、ある受講者がアメリカ発音をしたら
「間違いだ」と講師に怒られたらしい(冗談でか、本気でか知らないが)

確かに「イギリス英語」の観点から指導していたなら
アメリカ英語の発音は「間違い」だろう。

地域が違うと、アクセントなどが違ってくるのが世の常だ。

日本国内を見ただけでもそう
関東の人間と関西の人間の発音やイントネーションは異なる。
単語も異なることがある。
たとえば、うどん・そばに関して、「きつね」と「たぬき」が反対あるいは呼称が異なるらしい。

このような相違が、英語の場合世界規模で生じていると言えよう。

そう考えると、先に述べた通り
世界中のより多くの人に理解してもらえる発音こそ
上手な発音と言うことができるだろう。

最低限注意すべきことは、強弱とイントネーションに十分注意することである。
めりはりをつけることが大事である。
英語が日本語とは全く異なる言語であることを認識し
日本語のつもりで発音しないことである。
おおげさにやってちょうどいいくらいである。

詳しくは、私のHPや「日本で英語を習得する方法」を参照して頂きたい。

語彙力と単語マニア

ブログなどでたまに見かけるのは
「英検1級の語彙が難しい、全然、実力が及ばない。 」
との苦悩である。

確かに英検1級の語彙問題は難しい。
しかし、25問中20問前後できれば合格点と言われている。


全問正解しようとせず、また消去法なども用いれば勝機は見えてくるだろう。


それにしても、準1級合格直後の人が1級を受験すると
ものすごい難易度の差があるらしい。

そう感じる人の場合、1級に向けて語彙力増強に専念する時間を設けるのも有効だろう。

人によってはボキャビルを行うようである。

ボキャビル用の本を使って半年から1年くらい頑張ると
相当実力がつくようである。


世の中にはTOEICマニアと呼ばれる人たちがいるが
私はさしずめ単語マニアである。

ニュースをやりながら単語を増やしていったので
いわゆるボキャビルは行ったことがない。

自分なりの増やし方をいろいろ編み出した。
コツは色々ある。
例えば、例文で覚える、同義語・反議語も覚える、語呂合わせを使うなど。
その他、離れ業的なものまでいろいろある。
(詳細は、「日本で英語を習得する方法」を参照されたい。)


語彙は、一生を通して学ぶものである。
しかし、テストの場合ある程度の範囲は決まっているし
合格するか否かは受験者の中での順位づけによる。
これは英検に限らず、TOEICであっても上位10パーセントが800点等というふうになっているようである。

従って、努力を怠らなければ、受験者の中での順位を徐々に上げることができ
必ずや合格ラインを上回ることができるようになるのである。
【 2013/01/21 】 雑談(英語) | TB(0) | CM(0)

小学校における英語必修化

2011年4月から、小学校5.6年生では英語が必修化されて
もうすぐ2年がたつ。

と、書いたが、ちょっと待ってほしい。
この文章の中に誤りがある。
気づいた人はいるだろうか。


実は、必修化されたものは英語ではなく、「外国語活動」である。

なんでこんな名前なのか。


まあ、「英語」としてしまうと、他の外国語はやらないでいいのか
との批判が出てくるのをあらかじめかわそうとする文部科学省のねらいがあるのだろう。

指導担当は、基本的に担任。
英語専門の先生ではない。従って、教師の間でもとまどいが大きいらしい。
「英語が嫌いだから小学校の先生になったのに。」と言う人が多い。

何かを習うのに、それが嫌いだけど、やれと言われてるからやる

と考えてる指導者に教わりたいだろうか。


「外国語活動」の目的は、学習指導要領によれば次の通り。

外国語を通じて,言語や文化について体験的に理解を深め,
積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,
外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら,コミュニケーション能力の素地を養う。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/gai.htm


わかったようなわかんないような・・・

要するにコミュニケーションまではできないのであって、「素地」どまりということ。


5,6年生ともなると、そろそろ格好をつけて、恥ずかしさも出てくる年頃。
こんなときに、慣れない英語で英会話のまねごとみたいなことをやらなければならないなんて・・・
英語らしい発音を仮にやったとしたら、周りから「かっこつけてる」といって茶化されることもありうる。
2年間の無駄になる可能性も低くない。

国民が英語教育に求めているのは、「英語でコミュニケーションができるようになること」であろう。
そして、その第一歩は、音声を聞き取ることである。

リスニング能力は、11.12歳くらいからは、適宜アルファベットも使いつつ文法的な説明を交えながら
相当な訓練をしていかないと身につかない。
しかし、そんなハードトレーニングは学校教育では無理と言われるかもしれない。

それならば、自然に覚えられる小学校低学年からやるべきか。
しかし、これには、「日本語もできていないうちから英語をやるべきではない」との批判も根強い。

さて、あなたは、日本の英語教育をどうすべきと考えるだろうか。
【 2013/01/20 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

とある英会話講師の宣伝文句は意味不明

「留学の経験があるので、英語・英会話を教えます。」

との宣伝文句をたまにみかける。

前段から後段への論理展開が意味不明である。


しかし、おそらく本人が言いたいのは次のようなことだろう。

「自分は留学の経験があるので、英語や英会話のことは、
英語に苦労している日本にいる学習者よりもはるかによくわかっており、
また、日本人が英語を学ぶ大変さもよくわかっているので、
日本で学習する人に英語・英会話をわかりやすく教えることができます。」


このブログやホームページをご覧の皆さんはすでにご存じと思うが、
私にとって、このような考え方は、もっとも受け入れがたいものである。

理由も、すでにこのブログでいろいろ述べているが、ここでも一応述べておく。


・日本で学ぶのと海外で学ぶのとでは、環境がまったく異なる。
ゆえに、海外で身につけた人は海外で身につける方法を教えることができるが、
日本で身につける方法を教えることはできない。なぜなら、経験がないから。

・英語の学習は、獲得と運用に分けられるが、重要なのは獲得である。
日本での獲得は、想像以上に大変であり
海外で獲得した人は、その大変さと、ノウハウを知らない。

・中途半端な海外生活(数年間の留学程度)では、流暢さはかなりあるだろうが、
正確さには問題がある場合も多く、間違ったり偏ったりしたものを教える可能性が高い。
中途半端な指導なら、ネイティブに教えてもらったほうが断然よい。
また、初級者なら、なにもやたら流暢だが妙なくせのある発音だったり
文法的なミスが目立つ中途半端留学者に学ぶよりも、
むしろ、正確性を重視している国内学習者に学んだ方がよいだろう。


結局、そのような講師の宣伝文句として
論理がスムーズに流れるのは、次のような文句であろう。

「留学の経験があるので、留学の仕方や海外での生活の仕方を教えることができます。」


国内で英語を習得するためにコツや注意点をお知りになりたい方は
ぜひ、「日本で英語を習得する方法」をご一読されたい。
【 2013/01/20 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

TOEICや英検を目指すのはいいこと

Twitterを見ていたら、あるエンジニアの男性が次のような趣旨のことを書いていた。

「英語は最初のゴール設定を英検・TOEICにしてしまうと受験技術ばかりが身についてしまい、いざ話す必要が出てきたときに話せないという状況に陥りやすいし、何よりも(満点取った以降の)学習し続けるモチベーションが続かないと思う。」

まず、この発言の通り、ゴール設定が英検・TOEICであるとすると
合格なり満点なりを取得したならゴールに到達したことになり、話は終わりのはずである。
それゆえ、モチベーションなどゴール到達以降のことについて語ることは論理矛盾をきたす。

あるいは、この発言の真意が
「英語学習について、英検やTOEICを受験するのはよくない」と批判すること
であるなら、私は以下のように反論したい。


この男性に限らず、TOEICを否定する人はたまに見かける。

肯定するのも否定するのも自由である。

しかし、そういう人たちは、必ずと言っていいほど
受験経験がない、または受験経験を公にしていない。

経験した上で否定するなら説得力もあるのだが。


個人がどのように考えるのも自由である。
本来、そのような発言は放っておくべきだが
TOEICや英検に向けて頑張る国内学習者のためにあえて書くこととする。
国内学習者がこのような発言を信じてしまわないようにしてもらいたいと思うから。

もっとも、多くの学習者は何も試験合格だけが目標なのではないだろう。
大半の目標は
「より自由に英語を聞き、読み、話すことができるようになる」
であろう。
従って、冒頭の発言などに惑わされる人は少ないだろう。
仮に試験での目標を達成した後英語をやらなくなる人がいるとするなら
その人の目標は最初から、「英語能力を高めること」ではなく、
「試験で成功すること」であったと言えよう。


国内学習においては、試験を目指すことは
学習の動機付け、そしてモチベーションの維持としては大変有効である。

試験での目標を達成したとたんに勉強のモチベーションがなくなると思うのは
目標を達成したことがない人に特有の思い込みであろう。
英検やTOEICを目指して学習し目標を達成した人達の多くは
さらなる高みを目指して日々努力を重ねているというのが実際のところである。
例えば、もっとスムーズに会話ができるようになるために英会話練習に励んだり
もっとスラスラとニュース記事が読めるようになるために読解練習に励んだりと。

英語に限らず、何かを身につけるというのは時間と労力が必要である。
日本人は特にそれを「道」と表現する。
「柔道」「茶道」など。
技術を深めようとすればするほど、その道は高みへ進む。
山道は険しい。

初心者は山の頂上を眺める。頂上までの道のりは、はっきりと見えないかもしれない。

逆に、頂上に立った者は歩いてきた道を全て振り返ることができる。
そしてそのうちの多くの人は、さらに高い山に登りたいとの衝動に刈られるものなのである。

このことはスポーツ選手を考えればわかりやすい。
チャンピオンになっても現役を続け何度も防衛したり
別の階級にチャレンジしたりする人は多いだろう。

多大な努力によって技術を高めた人は
さらにさらに向上したいという欲求が出てくるものである。
そして、このように向上心を持ち続けることは
人生でとても大切なことだと思う。
【 2013/01/19 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

スピーキングと発音

スピーキングの1番の目的は、自分の意思を相手に伝えること。

これができれば、目的は達成されたと言ってよい。

どんなに下手な発音でも、文法が間違っていても、
音声によって意思疎通ができたなら、スピーキングはOKと言えよう。

ただし、英語を学習する者は、より高いレベルを求めるものである。

スピーキングについても、より英語らしく話したいと思う人も多いだろう。


外国語を話す時、母語の影響を受けるのはどこの国でも同じである。
インド人の英語はインド英語、アフリカ人はアフリカ英語、そして日本人は日本人英語である。

日本人英語でもまったく構わないのだが
それが行き過ぎると英語ではなくなってしまう可能性が出てくる。

日本人同士が英会話をしていて、お互いに言っていることがわかっても
そばで聴いているアメリカ人が理解不能ということはあり得る。

日本人同士は、日本語の影響を受けた日本人英語がよく理解できるが
アメリカ人がそうであるとは限らない。

たとえば、「そのチケットを手に入れた。」と言いたい場合、日本人英語だと

あい がっと ざ チケット

となり、これを英語で書くと

I gatoe za chiketto

となり、アメリカ人にはそのように聞こえ、理解不能になりかねない。

なぜなら、正確には

I got the ticket.

だからである。

すなわち、zaとthe、そしてchikettoとticketは、それぞれ発音が大きく違うから。

その違いを日本語であえて書くと

「あい がっと ざ ちけっと」、「あーいがっだ てぃけー」

日本語で見ただけでもこれだけの差異がある。


従って、発音の際に注意すべきことは
日本語にない音をしっかり意識して発音することである。

その他、発音の注意点については
日本で英語を習得する方法」やホームページを参照されたい。

部分的能力

以前述べたCEFR(セフアール)
“Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment”
(ヨーロッパ言語共通参照枠)
http://ameblo.jp/english-revolution-2012/entry-11450068903.html
の中に部分的能力(partial competence)というものがある。

簡単にいえば、言語習得の目的として、母語話者レベルを求めないということである。

なぜ、そのような考え方が生まれたのか。
それは、CEFRにおける外国語学習の目的が、
決して母語話者レベルになることではなく、
異文化の人同士がコミュニケーションの目的を円滑に果たせる能力を身につけることにあるからである。すなわち、CEFRが目指すものは、
異文化の人同士が双方の言語や文化の知識を活用しながら相互理解を達成する
functionalな能力を身につけることなのである。

部分的能力を認めることは非常に意義深いと言える。
例えば、英語に関して次のように考えられる。

そもそも英語能力は複雑な構造であり、これを1つの尺度で単純に評価することはできない。
「読めるが話せない」という能力を評価する必要があるし、
「読める」能力の中でも読む対象の分野が異なれば「読める」能力にもばらつきが出てくるはずであり、これを正当に評価すべきである。

このような分析的評価方法をとることにより、
どの能力を優先的に習得すべきかを学習者が明確に意識できるのである。

例えば家電量販店の店員の場合、家電の取り扱い説明書を読むことや、
家電の使用方法を説明する能力が求められる。
このような能力を身につけるための訓練は一般の外国語学習では行われないが、
分析的評価方法をとることにより個人に見合った学習内容を浮き彫りにすることが可能となる。
学習者の仕事に応じて学習内容の優先順位を意識することができれば
効率的な学習が可能となるであろう。


従来の英語教育においては、ネイティブレベルを目指していた傾向が強い。
そして、その目標を基準に評価して、
日本人学習者は、「きけない、はなせない、よめない、かけない」
と否定的に考えられることが多いだろう。
また、日本人英語学習者もそのように考えていた人が多いだろう。
読む、聞く、話す、書くといった4技能のすべてにおいてできるだけ能力を高め、
ネイティブに近づかなければならない
との強迫観念にも近いものを抱いている人もいるのではないだろうか。

しかし、あまりに高い目標からみて、「あれもできない、これもできない」と否定的に考えるのはよくない。例えば、「日本の紹介文は読める。学校生活における会話はきける。」など
積極的な評価をしたほうがよいだろう。このほうが学習者のやる気が出るというものである。

このように、これからは部分的英語能力という考え方を重視すべきではないか。
英語教育においては、
まず「基本的な事柄について、聞くことができ、話すことができる」能力を身につけさせることを
目指すべきではないだろうか。

個人の学習においては、
各人の目標に合わせて、その目標に必要な部分的能力を身につけることを目指すのが合理的であろう。
【 2013/01/18 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

ネイティブを目指す!・・・??

英語の学習者の中には、ネイティブを目指す!という人がたまにいる。

しかし、それは無理な話である。

努力によってなんとかなるものではない。いくらがんばっても水中で呼吸できないのと同じ話である。


そもそもネイティブ・スピーカーとは、デジタル大辞泉によれば

ある言語を母国語として話す人。


nativeとは、Merriam-Websterによれば、名詞の場合

one born or reared in a particular place
特定の場所で生まれた、または育った人。


要するに、英語に関しては、英語が母国語として話されている国で生まれた、または育った人で、
英語を母国語として話す人を、英語のネイティブスピーカーと言うのだろう。

従って、日本人は、英語圏で生まれ育ったわけでもなく、
英語を母国語としているわけでもないので
英語のネイティブスピーカーにはなれない。


もっとも、今までの話は形式的である。
おそらく「ネイティブを目指す」と言う人は、「ネイティブ並の英語力を目指す」と言いたいのだろう。

目標を高く持つことは素晴らしい。
しかし、現実には、ネイティブ並みにはならないことを知っておいたほうがいいだろう。

そもそも、我々人間は受精卵になって2、3週間後には音が聞こえているらしい。
つまり、すでに母親の胎内において、
周りの日本語の音、イントネーション、息遣いなどを聞いているのである。
そして、約10ヶ月後、現生に出てきたときから、
両親、おじさんおばさん、おばあさんおじいさんをはじめ
いろいろな日本語をこれでもかというほどあびせられて成長するのである。

そして、以前聞いた話では、生後2,3年の一定の時期だけ、
言語習得のための、ある化学物質が脳内で分泌されるとのこと。

このようなことを総合的に考えれば、
乳児期を過ぎた人間が、別の言語をネイティブと同じように操れないのは当然である。

また、アメリカに40年も50年も住んでいる日本人は、
ネイティブ並みとも言えるほどに英語ができるだろう。
しかし、そういう人は、日本語を忘れている。
つまり、ネイティブに近づけば近づくほど、日本語を忘れるということである。
日本語の記憶と引き換えに、ネイティブに近づくと言える。
日本語、日本語の感覚をなくせばなくすほど、英語がネイティブらしくなるのは当然だろう。

つまり、ネイティブとバイリンガルは両立しない概念と言えよう。

忘れてはならないのは、
英語ができる日本人とは、

日本語と英語の両方ができる人のことである。

英語しかできない人は、国籍の話は別として、日本人とは言えない。

例えば、帰国子女が英語がペラペラなのをみて

英語がすごくできますね

と表現する人がいるが、正確には誤りであろう。

それはあたかも、日本人に対して、

日本語がすごくできますね

と言うようなものである。


その帰国子女にとっては、英語が生活の主体だったからである。
できる、できないの問題ではなく、あたりまえのことなのである。

その帰国子女である日本人が、英語ができると言えるためには、

状況に応じたきちんとした日本語と、それに対応する英語が理解でき使用できる必要がある。


日本人の英語学習者がやみくもに誤った目標に進んでしまい
途中で道に迷ってしまったり、あきらめてしまったりすることがないようにしてほしいと思う。

まず目指すべきことは、「相手の言ったことや書いたことの要点を理解でき
自分の伝えたいことの要点を話したり書いたりできること」であろう。


日本で英語を学ぶときのコツや注意点を知りたい方は
ぜひ「日本で英語を習得する方法」のご一読を!

【 2013/01/18 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)