ブログランキングで3位になったと前回書いたが
本日、早くも2位になっていた!
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読んで頂いている皆様のおかげ!ありがとうございます!!
ある読者の方から「勉強になります」とおっしゃって頂いてとてもうれしかった。
その方から「canとbe able toの違い」についての記事をリクエストされた。
近日中に書きたいと思う。
現在完了形は中学生で学習する。
しかし、この段階で理解できない人が多い。
確かに、「完了形」ってなに?
過去形でも未来形でもない、なんか中途半端な存在
と思える。
そこでまず確認しておきたいのが、
現在完了形は、現在形の一種であることである。
それゆえ、過去を表す言葉(ex. last week, yesterday) と一緒には使えない。
(この点はTOEICで問われるかもしれない)。
現在完了形は、have+過去分詞である。
例えば次のようなものである。
1. I have eaten the ramen.
私はそのラーメンを食べたことがある。
2. I have just eaten the ramen.
.私はちょうどそのラーメンを食べた(ところだ)。
3. I have eaten the ramen since its release.
3.私はそのラーメンを発売以来食べ(続け)ている。
それぞれの意味は、文法的には次のように呼ばれる。
1.経験
2.完了(結果)
3.継続
この3つの用法があることは一応覚えておくと便利だろう。
そして、現在完了形と過去形との概念の区別は次の通りである。
過去形は、
過去の一時点での出来事を表現する。
I ate the ramen yesterday.
昨日(という一時点において)、私はそのラーメンを食べた。
一方、現在完了形は、
過去の一時点に発生したことが現在まで続いているニュアンスである。
つまり、過去から継続している事柄の現在の様子を表現していると言えるので、現在完了形は現在形と言えるのである。
過去の一時点(ex. 1月1日、発売日、昨日) --------> 現在(本日)
↑
過去形が表現する事柄
以上が一般的な理解の仕方である。
以下は、Core Meaning(以下、CM)からの理解である。
(CMについては、http://ameblo.jp/english-revolution-2012/entry-11474313458.html )
上でも述べた通り現在完了形は、have+過去分詞である。
過去分詞は、受動態(受け身)でも使われる。
The ramen was eaten by him. そのラーメンは彼によって食べられた。
このことからわかるように、過去分詞には受け身の意味合いがある。
eaten 「食べられた」
そして、全ての言葉は状態を表す形容詞とも考えられることから
(参照:http://ameblo.jp/english-revolution-2012/entry-11469986743.html )
eaten 「食べられた状態」
と考えることができる。
そしてhaveのCMは「持っている」。
よって、次のように解釈できる。
I have / eaten the ramen.
私は持っている / そのラーメンが食べられた状態を
すでに食べられた状態のラーメンを持っている→ラーメンがすでに食べられた(完了している)
このように認識するほうが、ネイティブに近いような気がする。
(もっとも、この文のように短いものであれば、一般的な理解「have+過去分詞=現在完了形」でよいだろう。つまり、I have eaten/the ramen. 「私は食べた/ そのラーメンを」)
しかし、ネイティブ話者がhaveを言った後、数秒無言で考えてから
続きを言い始めるのを聞くことがある。
それゆえ、CMによる理解もありなのだろうと思う。
そしてこのような理解をしておくと、自分で英語をしゃべる時も便利である。
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