英語・英語教育・TOEIC

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発音のコツ:「日本語から離れる」の効用

発音のコツとして、「日本語から離れるのは有効」ということは何度も言って来た。
だから私はあえて、couponを「くーぽん」ではなく「きゅーぱぁん」と言う。

生徒の会社員にもそう教えていたところ、
「外人が本当に『きゅーぱぁん』って言っていた!」と喜んでいた。

また、多くの英語が外来語として日本語に取り込まれているが
そういうものこそ注意すべきである。
カタカタの日本語のつもりで発音すると通じないことになる。
外来語こそ、注意して発音すべきである。

例えば、perfectは、「ぱーふぇくと」ではなくて「ぷーふぇーく」。
くれぐれも日本語の「ぱ」のように口を大きく開けてはいけない、そして「ぷー」は唇を破裂させる。

こういうことを会社員達に教えていたら、
「ゼクシーのCMでケインコスギが本当に『ぷーふぇーく』と言っていた!。
教わった通りだったので興奮した。」と語り、自慢げに「ぷーふぇーく」を連呼していた(笑)


おそらく、こういう指導は、この会社員達も含め多くの日本人が受けたことがないだろう。


日本人としての注意点。

これは、ネイティブスピーカーにとっては不明な点である。
日本人でなければ指導できないことである。
こういう点にこそ、日本人講師の存在意義があると言える。

しかし残念ながら、日本人でこのようなポイントを指導できる人は非常に少ない。

これからは、日本人指導者に、指導のポイントを教えていけたらいいなと思う。

何も、ネイティブ・スピーカーとそっくりな発音にする必要はないし、それは不可能である。
日本人として、通じる英語をしゃべれるようにするためのカギを渡していけたらと思う。




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小学校英語を教えている方からの質問状

前回のブログに関して、Twitterでご意見を頂いた。
この方はイギリス在住経験がおありで、英語がおできのようである。

======================

公立小学校で六年ほど英語を教えているものです。最近、中学にもボランティアで補習に入る機会もあり、英語の成績が振るわない生徒の現実を見るにつれ、小学校英語のあり方に疑問を持ち始めています。

公立小学校の英語の授業は、10-11歳で始まり、読み書きを教えることを推奨しておらず、communication skill に特化していますが、このアプローチについてどう思われますか?

======================

昨日の都小英研の会合で得た情報では、とにかく指導がばらばらすぎるとのこと。
市町村ごと、あるいは学校ごとにばらばら。
ALT(外国人助手)がいたりいなかったり、区で独自のカリキュラムがあったり、文科省のHi Friendsを使っていたりいなかったり、小学1年から教えていたりと。

まあ、小学英語が始まってまだ2年だから混乱も仕方ないのかもしれないが
英語教育が不手際だらけなのは100年以上前から変わらない。
例えば、1年生から行うことにすれば、ばらつきもかなり解消されるだろう。
低学年から指導をすべきことは前から私が主張しているが
先日の朝日新聞にも「国民の74%が賛成」とのアンケート結果が出ていた(2013.3.28 p.35 朝日新聞)。
また、アンケート結果はいずれhttp://benesse.jp/berd/にも掲載されるらしい。

そして、いつも述べている通り、小学英語における文科省の目標はおかしい。
「コミュニケーション能力の素地を養う」としているだけである。
小学校で学んでもコミュニケーションができるようにはならない。
国民の期待にこたえているとは思えない。

当初、文科省は「小学校英語は中学英語の前倒しではない」として
別々のものと考えていた。
とにかく「コミュニケーション重視」ということで話をさせることばかりに重点をおく。
発音、文法の間違いなどいちいち指摘せずとにかく話せというわけである。

しかし、文法の間違いはともかく、発音のポイントは指導したほうがいい。
発音はコミュニケーションの前提だからである。
いいかげんな発音のまま大人になれば、結局、現在の大人のように悩むことになる。
「通じない。発音の勉強をやりなおす。大人のやりなおし英語。」などということになる。
せっかく小学校から学んだ意味がなくなる。

とはいっても、現在の制度では発音指導もままならないだろう。
なぜなら、指導を担当しているのが英語専任教師ではなく
HRT(Home Room Teacher、担任)である場合がほとんどだからである。
彼らの中には英語が嫌いだから小学校の先生になった者も少なくないし
2年前まで英語を教えることなんて夢にも思っていなかったのである。

発音は日本人として気をつけるべきポイントを意識すれば短期間で改善する。
英語が苦手な教師のための指導案をいずれ作りたいと思う。
発音指導を行うのはネイティブよりも日本人のほうがいい。
日本人としての注意点がわかるからである。
見本はCDを鳴らせばよい。

小学校で「間違いを気にせずとにかく話す」ことだけをやってきて
中学でいきなり、文法やライティングをやらされてとまどったり混乱したりしている場合が多いようだ。
それもそのはず、言語習得には文法は必要だし、書くためには文法学習が必須だからである。

これを改善するためには小~大学までの一貫教育の視点が重要である。
先日ブログにも書いたCEFRが有効であろう。

「とにかく話せ」の観点から文字指導もしないようだが、適宜入れたほうがいいだろう。
授業の2,3割には、自然な形で導入すればよい。
特に小学高学年ともなると知的能力が発達してくるので、その知的欲求を十分満たすこととなる。

私の主宰する英語クラブでは小学1年生でも、喜んで文字を書いている。
大した指導をしなくても上手に書けるものである。
子供は書くことが好きである。好きなことから刺激を与えるのはとても有効であろう。




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【 2013/03/30 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

東京都小学校英語活動研究会の役員になった

本日、午後から東京都小学校英語活動研究会の役員会に出席してきた。

英語・英語教育・TOEIC

小学校教師1年目の超フレッシュでかわいらしい女性と
それほどフレッシュではない私が2013年度の新たな役員として加入することとなった。
役員は全部で10名ほどいるようである。

出版社の女性を除けば、他は全員小学校の校長先生や教員。
皆さん、親切できさくでよい方々ばかりだった。
私のような別の世界からの人間を快く受け入れてくださりとても感謝している。

自己紹介でTOEICを教えていると言った。
会長が何点?と聞いたので満点だと答えたらその場の全員がもろ手を上げて驚き
「言葉を失う」と言って言葉を 失っていた・・・
違う世界から来たもので、なんか驚かせてしまって申し訳ない。
しかし新たな風として会の発展に微力をつくしたいと考えている。

この団体はそれほど大きなものではないが、
年5回ほど著名な研究者や文部科学省の役人、実践者などを招いたりしてセミナーや勉強会などを催している。

小学校英語に興味のある方は、今年度のイベントにぜひ参加して頂きたい。
イベント情報はこのブログやTwitterでお知らせてしていくつもりである。


会合が終わった後、皆で歩いて新宿の繁華街まで行き
インドカレーを食べた。
英語・英語教育・TOEIC
ランチセット→エビカレーとチキンカレー、ドリンクはラッシーを選択。
久しぶりのインドカレーはとてもおいしかった。
(この他、ワインと肉・サラダの盛り合わせも頂いた)。
ランチセットは1000円以下でボリュームもたっぷり。
ランチセットという名前だが夜9時すぎまで注文できるようである。
このアバウトさはインドらしくていいんど・・・

DELHI'S CURRY
http://r.gnavi.co.jp/ga63503/




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【 2013/03/29 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

英語習得:量の重要性

前回の記事で、量の重要性について触れた。

専門家がこれに触れることはまれである。
たいてい、質や方法論の話ばかりである。

例えば、文法とコミュニケーションのどちらが大事か、
訳読と会話のどちらが大事か、
と言った話ばかりである。


私からすれば、全部大事であり、全部やるべきだと思う。

何年も留学していた人はとても英語力が高いが
そういう人たちは、大量の英語に触れていたからである。
大量の英語に触れることが、膨大な訓練になっているのである。
質や方法論など問題とならない。

大量の訓練は、質を磨いていく
からである。
(もっとも、基礎を学ぶことは必須である。英語で言えば、基本的な発音、文法など。)

ピアノ、バレエ、野球、水泳、将棋、
習い事のどれをとっても、たくさんやって習得するものである。
(基礎を学んだ後は、ひたすら練習に打ち込むべきことはよく知られているだろう。)

また、数学、理科、社会など学校や塾の先生が問題をよく解けるのも
誰よりもたくさんの問題を練習してきたからである。
先生だから何でも解けるのではなく、
何でも解けるくらいたくさんやったから、先生になれたのである。


日本で学習する場合、量を確保するのは大変である。
少しずつでもいいから、量を確保するつもりで毎日学習するとよい。

日常の一般的なことについて読めて、聞けて、話せて、書ける英語力を身につけるのに必要と言われている学習時間は、3,000-4,000時間。
これを目安に頑張るとよい。

1日3時間やれば、1,000日(約2,74年。もっとも、今まで学校や自分でおこなった学習時間が
300-500時間あると思われるので、実際にはもう少し短くてもよいかもしれない。)

・上級者になるまでは、インプットを中心に行うとよい。
なぜなら、日本人は圧倒的にインプットが不足しているし、インプットなくしてアウトプットはないからである。
・また、自分の興味ある分野からやるとよい。
・4技能のうち、特にのばしたいものがあるなら、それを重視するとよい
・モチベーション維持のためには、勉強時間や内容を毎日記録していくとよい
・飽きないように、いろいろな訓練法をとりいれるとよい(例・シャドーイング、音読)
・TOEICや英検などを目標にするのも有効
・仮に1日5分だけしか英語に触れられなかったとしても大丈夫(その5分間でやった英語は
ちゃんと脳に刻まれる。時間の貯金の1部に確実になる。)

なお、TOEIC500点の人が700点にするには、2,3カ月で足りる。


もっと詳しい学習法を知りたい方は
拙著:電子書籍「日本で英語を習得する方法」をご利用頂きたい。





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【 2013/03/28 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

教科書検定:「英語で授業」基本に 現場に戸惑い

タイトルの通りのニュース記事が出ていた。
http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000m040068000c.html

高校では、英語の授業は英語で行うのが基本とされる(2013年4月から)。
このことに関する問題点は、このブログでもすでに触れている。

今回の記事の要約は次のとおり。

======================

教科書の多くがコミュニケーション重視のものが多く
現場の指導者はとまどっている。

教師は文法を体系的に学ばせたいと思っている。
よい大学に入るにはそれが必要。

そのため、文法解説を重視した教科書が大人気となっている。

専門家によれば、「使える英語の習得のために文法を教えるという姿勢が大切で、
教師の意識や力量が問われる」。

======================

あいかわらず、昔から同じ話が、またまた繰り返されている。

日本の英語教育は、やじろべえの歴史であった。

「文法・訳読を重視←→コミュニケーション重視」

左を重視していて右がおろそかになったから、
こんどは、その逆を。
しかし、また、左がおろそかになったから、またまた逆を。


こんなことを繰り返してばかり。


なぜ、「両方重要で両方しっかりやろう」と考えないのか。
英語に限らず、何かを習得するためには、
質と量の両方をしっかりみたす必要があるのは自明である。

それなのに、英語のこととなると、量の重要性に触れる人は極めて少ない。
上に挙げた専門家もそうである。

文法をやろうが、会話をやろうがかまわない。

英語ができるようになるためには、
両方必要であり、しかも大量にやる必要があるのである。

大量にやれば、文法を先にやろうが後にやろうがたいして問題ではなくなる。

その専門家本人は、非常に英語力があるようだが
プロフィールを見れば、高校時代や大学院時代に留学しており
大量、膨大な英語に触れているのである。

もし、留学もしないで、日本の英語教育だけを受け
本人が言うように「使える英語の習得のために文法を学ん」だのであるなら
説得力があるが
そうでないなら、その人の発言は無意味である。

以前から何度もいっているが、そのような了見の専門家が多いのが
英語教育が改善されない最大の原因である。


とにかく、今の段階で、「授業を英語で」は無理だろう。
教師も生徒も、「急にそんなこと言われても・・・」と
まるで黒船が来たかのような慌て具合なのではないだろうか。





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【 2013/03/27 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

普段使わないがニュースでよく聞く英語:火事だ!

日常生活であまり使用しない言葉は学習する機会が少ない。
しかし、そういう言葉でもニュースではしばしば耳にするものもある。

例えば「火事」。
今回はそれにまつわる表現をまとめる。


火事だ!
Fire!

昨日、火事があった。
There was a fire yesterday. = A fire occurred yesterday.

火事を消す
put out a fire

原因不明の火事
a fire of unknown origin

その家は火事ですっかり焼けた。
The house was burned down [reduced to ashes] in a fire.

放火
arson

放火犯
arsonist

その男がその家に火をつけた。
The man set fire to the house[set the house on fire].

漏電
electric(al) leak [leakage]= a short circuit

ガス漏れ
gas leak(age)


>>ポイント<<

・特定されていない火事には、"a"がつく

・「火をつける」
set the house on fireのイメージは、「燃えさかる火の上に家を置く」かんじだろうか。
set fire to the houseのイメージは、「火をその家に向けてつける」かんじだろうか。

・setの活用は、set-set-set


皆さん、火の用心!
Everyone, watch out for fire (hazards) !





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【 2013/03/25 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(0)

英会話のコツ:カタイ日本語と緊急避難法

先日、ある生徒さんから質問を受けた。

「自己啓発」は何と言いますか。

その生徒さんは自己啓発に興味があるとのこと。

こういうカタイ日本語を英語にしようとするとき
単語を知らなければ、言葉につまってしまう。

I am interested in.......

そこで、自分を語る時によく使うカタイ日本語に対応する英語はあらかじめ準備しておくのがよいだろう。

自己啓発=self-development, personal development。


ただし、カタイ日本語に対応する英語を全て準備しておくのは不可能である。
それゆえ、同時に、わからない時のために緊急避難法を身につけておくことも重要だろう。

つまり、カタイ日本語をヤワラカイ日本語に変換し、それを英語に変換する技である。

例:自己啓発→自分をよりよくする
enlighten yourself, improve yourself, make you betterなど。

そして、具体的にどういう活動をしているかなどを補足していけば
完璧なコミュニケーションができあがる。

また、カタイ言葉を言ったあとに、ヤワラカイ言葉で説明すればよりわかりやすいだろう。


カタイ日本語をヤワラカイ日本語に変換するのは
パズルみたいでおもしろい。
話者の日本語のセンスが問われるが。

そのためにも、日本人は日本語と日本文化についてよくわかっていなければならない。
英語ができる日本人とは、日本語と英語の両方ができる人のことを指すのである。





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大学入試にTOEFL導入の問題点

前回の記事で、大学入試へのTOEFL導入の問題点を述べた。

導入賛成派は、「これで本当の英語力がつくようになる」と喜んでいる。
たしかに、TOEFLに向けて学習するなら、いわゆる4技能が鍛えられるだろう。

しかし、高校生には難しすぎるから準備できる生徒は極めて少数だろうし
そもそもTOEFLを指導できる教師はほとんどいないだろうし
公教育が、留学を目指すだけの予備校になってしまう。

従って、現実には極めて困難なことであろう。


TOEFL導入に関し、Twitter上に興味深い反対意見が出ていたので紹介する。

=================================

・高校生にTOEFLは難しすぎる
(ゆっくり2回放送されるセンター試験のリスニングでさえ苦戦しているのだから
1回だけ早いスピードのTOEFLはお手上げだろう。
TOEFLって簡単に言うと「高校で習う学術用語、全部英語でわかるよね?今すぐ米国の大学に入って英語で教授と議論したりレポート書いたりできるよね?」って試験なので、日本語でもそれが苦手な高校生に強いても無理)

・TOEFLは極論すると「アメリカの大学に入ってやっていけるか?」を判定するだけの試験なので、日本の大学入試向きではない。(「日本人として将来英語をどう仕事に活用していくか」という方向で(高校生相手なので)その入口に立たせる内容の試験して、学校教育もそちらの方向がいいのでは。)

・センター試験を改善すればよい

・日本人が日本の大学入試を受験できるか否かを米国が決めることになる

・「留学の活発化を通じて国際社会に通用する人材を育成する狙い」って言うけど、ノーベル賞受賞の南部陽一郎氏(米国に帰化)みたいに、優秀な人は日本を捨ててどんどん海外に移住するようになるけど自民党はそれでいいの?

・テストの内容がアメリカに偏り過ぎている
(TOEFLはそもそも米国留学試験)

・それを日本人全員にやらせるというのは不適切


・TOEFLは英語の学術用語も覚えないといけないわけだけど(例 )大学留学する人以外、普段は使わない単語・表現も多い。受験英語化がさらに増すかも。

・TOEFLでは日本語能力が測れない
(英文和訳・和文英訳がない。日本で生活する以上、これらの能力はとても重要。
日本人である以上、仕事では「英語できるなら翻訳・通訳してよ」って言われることが多いけど、帰国子女とかはそれが苦手だったりする。)

・TOEFLは問題も採点基準も非公開。日本の入試に導入するにはあまりに閉鎖的すぎる

=================================


以上、様々な意見があった。



結局、日本の入試に米国の入試を導入することになるのである。
英語に関して独自の対策はお手上げということだろうか。

たしかに、文科省も政治家も、英語教育に関して
どうしたらよいかよくわからない
というのが本音なのではないだろうか。
よくわかっていたなら、とっくにもっと有効な対策を講じていたはずである。




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【 2013/03/22 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

全国の大学受験資格にTOEFL→小学1年から英語を


楽天の社長などが推したらしい。
自民政権が続くなら平成30年頃導入される。

「○○大学××学部では、TOEFL△△点以上の者に受験資格を与える」
とのことである。

しかし、違和感がある。
いきなり高校生にTOEFLは難しいだろう。もっとも条件は低いだろうが。

もしこれが実現したなら、中高生は、また1つ大変な勉強を課せられることになる。
英語ができない中高教師の授業なんか聞いている場合ではない。

学校で勧められた英検を受験すると同時に
早い人は中学くらいからTOEFLの準備を始めるのではないか。
なにしろ、必要な点数を取らなければ希望大学を受験できないのだから。

高校生はTOEFLやって、英語ができない英語教師の授業を受けて
予備校通って大学入試をやって、
大学生になったら就職のためにTOEICをやらなければならなくなるのだろうか。

教育政策の一環なのだから、文科省が後援している英検やIELTSを活用したほうがいいのでは?
TOEFLならそのまま留学に使えるからとのことだが、
そんなに留学させたいなら日本の大学なんていらないということになるだろう。


国際的企業の経営者からしたら
国際的に活躍できる人材が欲しいのはわかる。

しかし、TOEFLで測れる能力は米国などの大学で授業についていける能力である。
国際的にビジネスが行える能力ではない。

ただし真の狙いは、TOEFLを課すことにより留学を促すことのようであるが。

確かに留学を数年経験すれば英語が流暢にはなるだろう。
しかし、流暢だからといってビジネスができるようになるのだろうか。

人対人のビジネスにおいては人間同士の相互理解が必要となる。
ここでとても重要となるのは4技能の他に存在する第5の技能である。

すなわち、異文化間伝達能力(Intercultural Communicative Competence) である。
相手の文化・背景などをよく理解してお互いに歩み寄りながら相互理解を達成するのである。
その際、日本人は日本の歴史・文化をよく理解し、日本人として活動できなければ
相手から信用されないだろう。
英語だけ流暢に話せても、日本のことがよくわかっていないのでは意味がない。


日本人が国際的に発言力が弱い根本原因は、英語ができないことではなく
「話さないことが美徳」とされる文化・気質にある。
「沈黙は金」と言われているし
「長いものにはまかれろ」「子が親に、後輩が先輩に、部下が上司に反論することは非常にはばかられる」という慣習がある。

これがある限り、「意見をいいなさい」と言われてもなかなか言えないだろう。
ましてや、英語になったらなおさらである。

訓練すれば多少は改善するかもしれない。
上のものは、下のものが自由に発言できるように努めなければならない。

しかし、大きく改善することは非常に困難だろう。
なぜなら、このような慣習は、日本の土地や風土、生活環境とあいまって
非常に長い間培われ、日本人の心に刻み込まれているし
敬語に代表される日本語のつくりそのものが、上下関係を厳格に規定しているとも言えるからである。


もし、本当の意味で国際的に活躍できる人材を育てたいなら
すなわち、目上・目下を気にせず、自由に発言し、相手の意見を尊重し
反対されたからといって、後で仲間外れにしたりしないような気質を育てたいならば
幼児教育から始める必要があるだろう。

日本人の先生が日本語でそのようなことを指導するのは難しいかもしれない。
そこで英語教育である。
遅くとも小学1年生から英語を導入すれば
英語の言語構造、雰囲気などから自由に発言できる気質を身につけられ
従来の日本人気質をかなり変化させられると思う。




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【 2013/03/21 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

日本版CEFRの研究発表会

CEFRとは、ヨーロッパで生まれた壮大な言語政策である。
詳しくは、http://kics-web.com/eigonouryoku_bubunntekinouryoku.html

ヨーロッパ生まれのものであるため、そのまま日本で適用することはできない。
そこで、日本に合う形にしなければならない。

そのような研究を川成科研が過去3年に渡り行ってきて、今回最終報告ということになった。
http://kawanarikaken.blogspot.jp/

この科研をリードしたのは私の師匠 岡秀夫 教授であり、
私の修士論文のテーマもCEFRだったため
何度かこの科研の研究会に参加させて頂いたこともあった。

そこで、今回、最終発表ということなので、私も出席することにした。
場所は、私が修士課程を学んだ目白大学。

英語・英語教育・TOEIC

そもそもCEFRは極めて膨大な内容を含んでいるため
簡単に述べることができない。

英語・英語教育・TOEIC
360ページ以上もある分厚い報告書

そこで最も重要と思うことを述べる。

小学段階の能力から大人の能力までを記述しているので
一環教育の指針となる。

今まで日本の英語教育になかったものはこの一環教育の視点であるから
今後、この日本版CEFRが大いに役立つことになるだろう。

CEFRにおける学習目標があれば
指導者間の共通認識が生まれるので、教育上望ましい。

またCEFRは、英語に限らずどの言語についてもあてはまる世界基準であるため
グローバル社会にあっては大変便利である。

そして、現在英語は小学5,6年で必修だが
ほぼ確実に、もっと低学年から行われることになりそうである。


久しぶりに同級生や後輩(といってもどちらも年齢高めの女性であるが)はもちろん
師匠の岡先生にもお会いできた。
科研の川成先生、笹島先生、吉田先生にもお会いできた。
また、英語教育界の第一人者でいらっしゃる
小池生夫先生(慶應義塾大学・明海大学名誉教授、ELEC理事長、JACET名誉会長)とも
お話しをすることができた。

休日の午後、ずいぶん頭を使ったので疲れたが、とても有意義であった。

英語・英語教育・TOEIC
9階からは新宿ビル群が丸見え。




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【 2013/03/20 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

英会話のコツ:まずは自分のことを言えるようにする

英語による自己紹介は準備しておくと便利。

いろいろな所で使える。

何度も言うと、スラスラ言えるようになる。

英検1級の面接でも使える。

面接で言った一部は次の通り。

"I like sweets, especially chocolate. I eat chocolate every day.
I sometimes run in my neighborhood to keep in good shape. "
(これに対して日本人面接官は、「今でもgood shapeですよ。」と言ってくれた。)


「スウィーツが好き。」に関して
準備するときには、これと似た表現も調べた。

I have a sweet tooth.
甘党だ。

I have a weakness for sweets.
甘いものに弱い(目が無い)。

forのCore Meaningは「を求めて」

「スウィーツを求めてる弱さ」ということだろう。


「~に弱い」は表現に注意が必要。


「酒が弱い」は
I get drunk very easily.
I can't hold my liquor.

weakは使わないようである。

「弱い[薄い]酒」はweak を使う(スープや茶などにも使う)。
ex. weak tea


なお、自分で作文したものは、単純な文以外はネイティブ・チェックを受けるのが望ましい。

近くにネイティブがいるなら便利だが
そうでない人の場合、例えばLang8などで無料で確認できる。

ただし、言葉遣いや表現方法はひとそれぞれなので
何人かにみてもらって、一番しっくりくるものを採用したらよいだろう。





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英語教育の盲点

英語を身につけるためには継続することが不可欠であり
そのためには、前回の記事で述べたような工夫が役立つのである。

全般的な英語力の習得に関しては、海外に滞在してしまえば、そのような工夫は不要であろう。
なぜなら、継続できるできないにかかわらず、四六時中英語に接しているからである。
否が応でも英語を継続しなければならない環境にいるからである。
(留学しても日本人同士でかたまっているなどのタイプは学習者ではなく観光客であって論外である。)

たとえば、ある留学経験者は次のように述べている。
「まず、海外に行った時点で、英語はほとんど聞き取れません。なんとか理解できる部分を見つけながら相手に言い直してもらったりして、全体を推測しながらリスニングをしています。」
「基本は大量に英語を聞くことです。このようなリスニングを続けていると、人にもよりますが、だいたい半年くらいたつと英語を聞き取れるようになってきた、と感じる人が多いようです。前述した通り、約1,000時間のリスニングを経験した頃です。」
参照:http://www.geocities.jp/eigomasaran/listening2.html 「リスニング上達期」

海外で会話をすれば、聞き取れない場合、自分にわかるように言い直してもらえるし
相手の表情やその場の状況などから内容の推測ができるし
体験するものなので五感が使用され記憶に残りやすいのである。

また、1日にインプットできる量も膨大なものを確保できる。

一方、日本でリスニング練習をする場合そのようなことはありえない。
量に関して、半年で1000時間を確保するためには1日6時間リスニングしなければならないが
それができる人はほとんどいないだろう。
毎日30分でも継続できる人は少ないのではないか。

質に関して、音声教材を使用することによって練習・学習しなければならない。
学習効率を高めるためには、海外での体験に少しでも近付けるような努力・工夫が必要となる。

そのような意味で、英語学習について日本で行うか海外で行うかは
その量と質の両方の点でまったく異なるのである。

専門的に言えば、EFLとESLの違いである。
(EFLとはEnglish as a Foreign language, ESLとはEnglish as a Second language)
フランスでは英語がESLなので容易に学習できるが
日本ではEFLなので、いろいろな工夫や努力をしなければ英語を学ぶことができない。


この点を十分考慮して公教育を考えなければならない。
従来の学習理論や英語教授法はESL環境で研究・発展したものであり
それをそのまま日本で導入していたのだから、役に立たなかったのも当然である。

日本人にあった学習理論が適用されなければならない。
しかし、日本で英語力を高めた教師や大学教授は少ないだろうから
そのような学習理論はなかなか形になることはないだろう。

また学習理論や方法論ばかりでなく、いかに継続させるかが重要である。
難しい文法用語を用いて教科書を和訳するだけの授業では
英語への興味がうせる生徒が少なくないだろう。
しかし、それ以外の多様な授業内容を行うためには
教師の英語能力が高くなければならず
これも難しい課題であろう。




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【 2013/03/14 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

継続力:ダイエットと英語

ダイエットと英語は、昔から多くの日本人が成功させたいと願ってきているものである。
それゆえ、過去何十年にもわたって実に多種多様な商品が、現れては消えていった。

もし、「これ1つでOK」という道具なり手段なりが存在するなら
他の商品は一切不要ということになる。

しかし実際はそうではない。


大事なのは、どのような手段をとっても、それを一定期間継続しなければならないということである。

「継続は力」という言葉は誰もが知っているが、誰もが容易にできるわけではない。

そこが一番の問題であろう。

つまり大事なことは、手段もさることながら、いかに継続するかである。

何かを達成する場合に共通する方法論としては次のようなものがあるだろう。

①自分の憧れの未来像を作る
②具体的な目標を設定する
③日々の記録をつける
④日課は柔軟性を持たせる
(がちがちの日課ではなく、日によって変化させてよいし、また細切れ時間を利用する)
⑤定期的に成果を評価する

これをダイエットにあてはめると次のようになろう。

①はいてみたいスリムなズボンをはきこなして友人達からスタイルいいねーとほめられている自分を想像する
②6カ月で5キロ落とす
③毎日食べたもの、そのカロリー、体重・体脂肪を記録する
④ホームで電車を待つ間、かかとを上げる運動をした。昨日は疲れていたから、家の周りを走っただけだった。今日は元気だったのでその倍くらい走り、筋トレを行った。
⑤1週間ごとに体重・体脂肪の増減と摂取した食事や運動量などを比較・検討する

これは英語学習にもそのままあてはまる。

①TOEIC730を取得し、同僚から尊敬され、給料がアップし、海外のオフィスへ栄転した自分を想像する
②3カ月でTOEIC500→730にする
③毎日、解いた問題集、その数、点数、学習時間などを記録する
④昨日は眠かったから、音読を5分、リスニング練習を10分だけ行った。今日は電車に乗っている間、単語帳の復習をした。TOEIC模試のReadingをやった。
⑤2週間ごとに模試の点数を比較したり、毎回公開テストを受験する


特に④は大事だろう。

長く続けるためには、次のようなものがよくない。
「きつい日課を毎日設定して、少しでもやりきれなかったら自己嫌悪に陥る。」

むしろ、軽い日課にしておいて、余裕があればもう少しやるというのがよいだろう。
「今日は、余分にこれとあれもできた。」と前向きな気持ちになれるだろう。

また、細切れ時間を使うためには、勉強のアイテムは常に持ち歩くとよいし
家の中でもすぐに使えるようにしておくとよい。
例えば、TVを見ていてコマーシャルで気になる単語が出てきたらすぐに調べられるように
いつも手元に辞書を置いておくのである。

また仲間がいると励みになるだろう。
幸い、ネット上には英語学習仲間はたくさんいるので
うまく付き合えばとても役に立つだろう。




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【 2013/03/14 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

半母音(yearなど)

発音のコツの1つは、日本語になっている英語こそ注意すべきということ。
多くの英語が外来語になっており、そのまま発音しようとすると
それはあくまで日本語であって、英語ではない。

yearについてもそうである。
日本語では「いやー」だが、英語では「い」の音ではない。
yearは、「いゆぅ」のように聞こえる。

yearとearは違う。a year, an earとなる。
∵ year は半母音[ ji- ]、ear は母音[i- ]。
a university, a European country, a useful device。

"U"も「ゆー」ではなく[ ju: ]である。
よって、United States of AmericaやU.S.も半母音。
よって、the U.S.のtheは [ði]ではなく[ðə]である。

半母音[ ji- ]を出すコツは、「ぎ」を言うつもりで「い」を言う。
なお、[i]は日本語の「い」よりも口角を広くする。
だからこそcheese[tʃi'ːz]が笑顔になるのであり、日本語の「チーズ」では笑顔にはならない。

日本のチーズでは笑顔にはならないとか
日本のチーズがまずいと言ったわけではない(笑)
昨日はカレーに日本製とろけるチーズをのせて頂いたばかりである!




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辞書使用にもメディアリテラシーを

Tweetをまとめておく。

メディアリテラシーについて先日ブログに書いたが辞書についても言えるだろう。
辞書が必ずしも正しいとは限らない。
辞書によって同じ単語の意味がかなり違うこともある。
単語学習は、Core Meaning(核心的意味)から様々な用法を派生できるように脳にしみこませるのがよいだろう。

innovativeはinnovationの形容詞。
ジーニアス英和には載っていない。
ランダムハウス英和大辞典には「イノヴェイティヴ」と出ていた。
自分としては「イノヴァティブ」だと思っていたので記憶するのに注意した。
たしかにオバマ大統領は「イノヴェイティヴ」と言っていた。

しかしその後BBCで「イノヴァティブ」と言っていた。
そこでOxford現代英英を見たら英国発音と出ていた。
結局どちらでもよかったのだが辞書によって記載がまちまちということである。
ただし、そういうケースの場合は難易度の高い語彙であり正確に把握していなくても支障をきたすことはほとんどないだろう。




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【 2013/03/12 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(0)

ネイティブ英語を参考にする場合の注意点

Tweetをまとめておく。


「ネイティブ英語を全部まねる必要はないが、多くのネイティブが使う表現を知っておくのも大事」との考え方は不十分である。
私がいつも言っている横幅と縦幅に注意すべき。
すなわち、国籍や地域によって言葉は異なるし、職業や知的レベルによっても言葉は大きく異なる。

自分が到達したいレベルの英語を採用していくのがよい。
ただし、高いレベルを目指すなら日本語でも高いレベルに行かなければならない。
自分を高めなければ高いレベルの英語やそれを話す人の感覚を受容することはできない。

知的レベルは語彙の豊富さで判断されることが少なくない。
勤勉でない人たちとばかり付き合っていると、語彙力は低迷するだろう。

日本語で「を始める」という表現だけでなく状況により(例えば会議で)「を開始する」と言えばその場が引き締まる。
いつもstartを使うのではなくkick off with, begin,launch,commence,instigateなど状況により使い分けるとよい。

instigate, commenceなどはカタイ言葉でありbig wordと呼ばれることもあるかもしれない。
そういう言葉ばかりを、特に日常会話で使うのは場違いとなるだろう。
口語体と文章体の違いも意識しておくとよいだろう。

ただし、学術やビジネスの場でそのようなカタイ言葉をちりばめるのは、
自分の能力のアピールにもなり、相手に対するインパクトにもなり、有効な武器となるだろう。




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【 2013/03/11 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

雑談:メディアリテラシー

メディアリテラシー(media literacy)とは、情報メディアが発する情報の中から、必要な情報を取り出したり、その真偽を判断したりする能力のことをいう。

今回は、情報メディアではなくドラマ(虚構)に関するものなので
本来、メディアリテラシーは関係ないとも言える。

しかし、ドラマの中で登場する法律や医学の知識は
実際の運用と同じであり、専門家が監修している場合もある。

そこで、今回触れてみることにする。


私は刑事もののドラマをよく見るが、
いつも腑に落ちない部分がある。

殺人犯とされるAが、被害者Bをやむを得ず死に至らせた場合の取り扱いである。

例えば、BがAを殺そうとして刃物で襲いかかってきて
Aが身を守るためにもみ合いとなり、お互いが倒れた時に
はずみで刃物がBに刺さって死んでしまった場合である。

ドラマでは大抵「大事な人のために今はつかまるわけにはいかない」としてAは逃亡して最後につかまる。
そしてエンディングでまわりの人達がいう。
「Aさん、あなたが償いを終えて帰って来るまでいつまでも待っているから」。


法律を勉強した私としては、納得がいかない。
Aはどうみても正当防衛であって、犯罪を犯してはいないから。

正当防衛とは「急迫不正の侵害に対し、自分または他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為」をいう(刑法36条1項)。
そのような行為は違法ではない。

もちろん、「やりすぎ」は犯罪となる(過剰防衛、刑法36条2項)。

ではどれくらいが「やりすぎ」なのか。
究極的には、裁判で判断される。

しかし、西船橋駅ホーム転落死事件(駅のホームで酔っ払い男性にからまれた女性が、その男性をホーム下に突き落としたら電車がきてひかれて死亡した事件)など、身を守るために相手を死亡させた場合に無罪とするのが判例の主流である。

裁判には量刑相場というものがあり、基本的には「武器対等」の考え方があるらしい。
つまり、刃物で襲って来た相手に対して、刃物で防衛行為を行った場合は正当防衛を認めるが
拳銃で防衛行為を行ったら「やりすぎ」となる。

ドラマでは、刃物に対して素手で防衛行為を行うのだから
文句なく正当防衛のはずである。

正当防衛に一切触れず、Aが完全に殺人犯のような扱いをするのはよくないと思う。
ドラマの演出だというなら仕方がないが。

しかし、正当防衛とは、正当防衛権であって
法律上認められた国民の権利である。

メディア、特にTVは影響力が大きいのだから
正当防衛に少しでも触れてほしいものである。

特に日本人は、西洋人に比べて権利意識が弱いのだから
メディアが率先してくれるとありがたい。




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【 2013/03/11 】 雑談(一般) | TB(0) | CM(0)

悪魔が登場?オーストラリアのニュースは独特

先日Tweetしたものをまとめておく。

オーストラリアのABCニュースを聞いていると
時々??なことがあった。(近頃はもう慣れたが。)


「デビル、デビル」と言うから悪魔の話かと思ったら
Tasmanian Devil という動物の話題だった。

「PNG ぴーえんじー」と聞こえたら、「パプアニューギニア」の話題である。
地理的に近いせいか、わりとよく出てくる言葉である。
(一方、BBCではよくアフリカの話題が出てくる。やはり地理的に近いからだろうか。)

天気予報でよく聞くのは
"There will be a shower or two."
Core Meaningは「1、2個のシャワー(軽い雨、にわか雨)があるでしょう。」

showerはrainよりも短い、あるいは断続的に降る場合に使われるようだ。
それにしても、1、2個で数えるとは日本語の「ひと雨きそう」と共通すると言えよう。

また、よく聞くのが
There's a chance of rain.
である。

「雨の可能性がある」ということだろう。

「~する機会」の訳として、chanceやopportunityを使うが
opportunityは天気予報では使わないようだ。
あくまでも、「機会」という意味であり、「可能性、確率」は意味しないのだろう。


人なつっこい赤ちゃんWombat






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【 2013/03/10 】 雑談(英語) | TB(0) | CM(0)

教員の質-3- 文部科学省も資格試験を推奨

英語教員に外部試験を導入することに関しては賛否両論あるだろう。

しかし前回の記事でも述べた通り

教え子に英検を受けさせるわけだし

教え子は、大学生や社会人になったときにTOEICを受けるのである。

とすれば、指導者としてそれら試験のことをよく知っているべきであろう。



そして文部科学省も資格試験を推奨している。



平成15年3月31日、文部科学省によって作成された

「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/04042301/011.htm

がある。


その内容の一部を引用する。


.
「英語が使える日本人」育成の目標


 

【目標】

 国民全体に求められる英語力
「中学校・高等学校を卒業したら英語でコミュニケーションができる」

中学校卒業段階:挨拶や応対、身近な暮らしに関わる話題などについて平易なコミュニケーションができる(卒業者の平均が実用英語技能検定(英検)3級程度)

高等学校卒業段階:日常的な話題について通常のコミュニケーションができる(卒業者の平均が英検準2級~2級程度)

専門分野に必要な英語力や国際社会に活躍する人材等に求められる英語力
「大学を卒業したら仕事で英語が使える」

各大学が、仕事で英語が使える人材を育成する観点から、達成目標を設定


 

日本人全体として、英検、TOEFLTOEIC等客観的指標に基づいて世界平均水準の英語力を目指すことが重要である。



Ⅱ. 英語教育改善のためのアクション


 

2.

英語教員の指導力向上及び指導体制の充実

 

【 目標】

概ね全ての英語教員が、英語を使用する活動を積み重ねながらコミュニケーション能力の育成を図る授業を行うことのできる英語力(英検準一級、TOEFL550点、TOEIC730点程度以上)及び教授力を備える







採用・評価の際の考慮】


教員採用の改善の促進

 英語担当教員の採用選考に当たっては、現在、ほぼ全ての都道府県・指定都市教育委員会が、リスニ ング、英会話などの実技試験を行っており、このような選考を一層推進する。また、学力試験の改善や直近の英検、TOEFLTOEIC等のスコアの考慮に より、選考の際に目標とされる英語力の所持を確認することを求め、英語によるコミュニケーション能力に関する評価を一層重視した採用を促す。


教員評価の改善の促進

 英語教員には、英語の教授力や意欲・情熱などに加え、一定の英語力が求められることを踏まえ、研修成果の評価や勤務評定などの中で、英語力の所持を考慮することを求める。

 

 

4.

入学者選抜等における評価の改善

 


目標】

聞く及び話す能力を含むコミュニケーション能力を適切に評価する

大学や高校入試において、リスニングテスト、外部検定試験の活用を促進する

 


入学者選抜における改善】

 


大学入試及び高校入試での外部検定試験結果の活用の促進

 大学や高等学校の入学者選抜においては、各種外部検定試験の内容・程度や受験者の実態等に配慮しつつ、後述の英語教育に関する研究の結果を踏まえ、各種会議等を通じて、英検やTOEFLTOEIC、ケンブリッジ大学英語検定試験などの一層の活用を促す

 

引用終了。

*以上、赤色は筆者による



教員に英検準1級、TOEIC730点、TOEFL550点が求められているのは

Ⅱ. 2.英語教員の指導力向上及び指導体制の充実  【目標】

に明記されている。



今後、英語の教員になるための条件として

それらの資格試験を課すことは妥当であると考える。




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【 2013/03/09 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

教員の質-2- 教員に英検・TOEICは必要か

前々回、高校教員の重大なミスについて述べた。
中学教員も、もちろん重大なミスを犯している。

例えば、現在完了形と現在形、過去形の区別がわかっていない。
参照:http://english.squares.net/2010/10/23/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%81%AE%E9%A9%9A%E6%84%95%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%82%B9%EF%BC%88%EF%BC%95%EF%BC%89/

もし、教員が英検準1級やTOEIC730点くらいの実力をもっているならば
そのような基本的な間違いはしないはずである。

従って、教員がそれらのテストを受験するか否かはともかく
少なくとも、それらの試験でそれくらいの点数がとれるくらいには
緻密な勉強をしている必要があると言えるだろう。


では、教員の試験レベルは実際どのくらいか。

IIBC,(2007)によれば
TOEICの平均点は小学校教員582点、中学校教員682点、高等学校教員745点。
ただし、これは自主的に受験した人であり、かつ英語教員に限らない。



平成19年度小学校英語活動実施状況調査及び英語教育改善実施状況調査(中学校・高等学校)について(文部科学省、教員へのアンケート方式により調査)によれば以下の通り。

中学
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286794/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/03/08031920/003.htm

調査に協力した英語教員23,562人。
一定の英語能力を示すテスト結果を有する者は6,271名(26.6%)。
(一定の英語能力を示すテストとは、英検準1級以上、またはTOEFL(トーフル)のPBT550点以上、CBT213点以上、TOEIC(トーイック)730点以上のスコアを指す)
 なお、外部試験の受験経験のある者のうちでは、43.0%が英検準1級以上(TOEFL(トーフル)等を含む)を取得している。


高校
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286794/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/03/08031920/005.htm

調査に協力した英語教員18,796人。
一定の英語能力を示すテスト結果を有する者は、9,508人(50.6%)。
 なお、外部試験の受験経験のある者のうちでは、78.2%が英検準1級以上(TOEFL(トーフル)等を含む)を取得している。


この調査結果から言えることは次の通り。
中学教員の場合一定の英語力を有する者は26.6%にすぎず
高校教員の場合も2人に1人は一定の英語力に達していない。

もちろん、これらのテストによって全ての英語力が測定できるわけではない。
しかし、社会では能力の証明として資格試験が利用されるのが一般であり、
英語指導者であるなら、その能力の片鱗を示すためにも資格を有していた方がいいし
教え子の多くに英検を受験させているのだし、
教え子の多くは近い将来TOEICを受験することになるのだから。

もし、教員がそれらの試験に明るければ、学校の授業内容にも
生徒にとってよい影響が出るはずである。

教員の免許取得の条件の1つとして
英検準1級とTOEIC730点の双方を要求するのが適切であろう。
これらのレベルに到達するのは決して不可能なものではなく
数年間まじめに勉強すればだれでも到達できるものである。





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【 2013/03/09 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

教員の質-1- 免許制度 

学校の教員は、一部を除いて全般的に英語能力が低いと言えよう。

ただし、低いからと言って、必ずしも英語教員が悪いとは思わない。
大学を卒業して22,3歳で教員になったならば、まだそれほど英語力が高くないのも当然である。
そして、ひとたび仕事を始めてしまうと、日常の業務で忙殺されて
自分の英語力を高めるための時間や体力が残っていないのかもしれない。
あるいは、教員になってしまったあとは、自分の英語力を高めることへの興味がなくなってしまうのかもしれない。

教員の仕事の大半は、教科書を教えること。
これができれば免許がもらえるのだから。

しかし、この免許は、車で言えば初心者マークのペーパードライバーのようなものである。
実際の英語運用は、高速道路や砂漠・ジャングルだったり、大型免許だったり、F1レースだったりする。

問題なのは、ペーパードライバーの能力で教員になれるシステム・教育政策であろう。

本来、英語という科目は特殊である。
他の4教科と同列に5教科の1つとされること自体妥当ではない。

社会の先生は社会が得意、数学の先生は数学が得意、英語の先生は英語が得意。
ただし、英語の先生の場合、留学経験者や帰国子女か否かで実力に大きな開きがある。
それらの人達は流暢に話すしTOEICも簡単に900点以上がとれる。
そうでない人達は、話せないしTOEICの点数もはるかに低い。
他の教科で、海外経験の有無で実力に差がでるようなものはないだろう。

このように考えれば、英語という科目が他とは異なることがよくわかる。
従って、英語の教員免許制度は、他の科目と同列に扱うべきではない。

新卒の英語能力が低いのはやむを得ない。
そこで問題となるのが、その程度で免許を与えてよいか、それとも免許の取得をもっと難しくするべきかである。

私見は、もう少し難しくするべきである。
医学部や法学部なみの扱いでもよいのではないか。
(ちなみに、英語教育で高い評価を得ているフィンランドでは
英語教員の全てが大学院での修士号を取得している。)

ものごとを教える場合、教える側の能力が、教わる側の能力よりも相当高くなければ
広く深い知識を授け様々な技能を伝えることができないのはもちろん
正しい内容を教えることさえおぼつかないからである。
例えば、中学1年生の野球部員が野球を教わりたい場合
中学2,3年生に教わるのと、高校生に教わるのと、大学生に教わるのとプロの選手に教わるのとではどれがよいか、ということに似ているのではないだろうか。
(英語力が相当高くなければ不都合である理由は、次回の記事で述べる。)

教員志望者に高い能力を要求するなら
新卒にこだわるのは妥当ではない。
新卒の能力が高くないのは当たり前であり
要求されるレベルの能力を持つのであれば何歳であってもよいのではないだろうか。
英語を使ったビジネスの経験がある人などもよい教員になれるのではないだろうか。

英語や英語文化は、我々の言葉や文化とは言語的・文化的距離が最も遠く、日本人にとって英語を習得することは極めて困難である。
そのようなやっかいなものを取り扱うのはとても難しいことである。
従って英語教員の免許は、車で言えば、2種や大型特殊と考えたほうがよいのではないだろうか。




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【 2013/03/09 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

高校「英語で授業」

2013年春から、高校の英語の科目は5つとなる。
「総合英語」、「英語理解」、「英語表現」、「異文化理解」、「時事英語」。

まず、これらのすべてについて、教員が対応できるのか、
彼らの英語能力、背景知識などが心配である。

そして文部科学省によれば、授業は英語で行うことを基本とする。
なぜなら、生徒が英語に触れる機会を充実させ、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため。
(高等学校学習指導要領 第三款 2(3) p.291, http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/30/1304427_002.pdf )

これも大丈夫だろうか。
わざわざ英語でやらなくてもいいと思う。
コミュニケーションの場面といえども、ほとんどの内容は
いわゆる教室英語であろうから。

つまり先生と生徒との会話であろう。
ほとんどが、限られた定番の表現であろう。
そのようなものだけなら、CDを何度も聞けば足りる。
それ以外の表現、つまり、さまざまな話題について
質疑応答するというなら、教員も生徒も
非常に高い英語力が必要となる。
むしろ、そのような能力があるなら、高校の授業など不要と言えよう。

実際問題、教員の英語力は高くない場合が多いだろう。
ただ、なかには、流暢に英語で授業をする教師もいる。

しかし、それにも問題がある。

流暢といえども、文法的な間違いや日本語なまりの影響が存在している。

以前、模範とされる教員のサンプル授業を見たことがある。
日本人教師が流暢に英語で授業をしていたが、非常に問題のある間違いをいくつもおかしていた。

例えば、生徒に対して、賛成か反対かを求めるときに

Are you agree ?

を何度も繰り返していた。

正しくは、Do you agree?である。

たしかに、日本人としてAre you agree?と言いたくなる気持ちはわかる。
一般のコミュニケーションでは間違っていても構わない。
しかし、ここはコミュニケーションの場面といえども教育の現場である。

決定的に間違った英語を生徒に何度も発射しているのは妥当ではない。
なぜなら、教育とは正しい内容を教えることであって、間違った内容を教えることではないからである。

もし、その教室にいた生徒たちがその先生のセリフを覚えていて
将来ビジネスの場で使ったならば、
相手からは、レベルの低い人だと思われてしまい、ビジネスに失敗するかもしれない。


会話力で、正確さと流暢さをはかりにかけるならば
正確さを重視すべきだと思う。

流暢さは、必要に迫られれば、誰でも自然に身につくものである。
一方、正確さは、ちゃんと勉強しなければいつまでたっても身につかないものであることは
言語学の研究で明らかとなっているからである。


次回は、教員の質について、さらに考えたい。




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【 2013/03/07 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

英語を語るなら2種類に分ける

英語を語る場合、問題を2つに分ける必要がある。
公教育と個人学習である。

理想は両者がうまく絡み合い、スパイラル効果によって
学生達の英語力がどんどん伸びることであろう。

しかし、実際にはそのようにいっていない。
過去100年間、改善は見られない。

大人のやり直し英語、などと言う言葉がはやっていることだけを見ても明らかである。

デーリー東北に次のような記事があった。
「高校3年生がTOEIC895点の高得点を取得」
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/03/02/new1303022101.htm
==============================
高校時代の1年間カナダに留学し、帰国後のTOEICは620点。
高校生の平均点を210点も上回った。
しかしそれに満足せず、地道に勉強を続け今回の895点につながった。
==============================

このような記事は、個人がいかにすばらしいかを伝えるものとしては問題が無い。
一人の高校生が留学までして熱心に勉強して未来の夢を語るという
素晴らしい記事である。

しかし、英語教育の観点からは問題がある。

この記事から受ける印象は次の通り。
結局、一般よりもはるかに高い点をだすだめには留学が必要、
帰国後個人学習に励めたのも、その根底には留学があり
留学中に培った基礎力をもとにしてさらに上を目指せたし
モチベーションの維持・拡大にもつながったと言える。

多くの中高生は思うだろう。
「ハイスコアを出すためには、留学しなければだめなんだな。」

大学生でも、そう考えている人は少なくない。
近くで帰国子女が簡単に900点以上を出すのを目の当たりにしたら
「自分は留学していないからハイスコアが出せないのも無理ないや。
自分は450点で仕方がないんだ。」


つまり、留学しなければ高い英語力がつかない
と思わざるを得ない理由は
現状の日本の英語教育が機能していないからである。

もし機能しているならば次のような記事があちらこちらに出るはずである。
「高校生、学校の勉強と個人練習を一生懸命やりTOEIC900点を取得」


留学はおそらくとても素晴らしいものであろう。
その国の文化につつまれながらその国の言葉を学ぶのが最も理想的であろう。
外国の文化に触れれば、日本のよさも再発見できるだろう。

しかし、それと英語教育の問題は別なのである。
もし、別ではないというならば、答えは簡単である。

国民全員が留学できる制度を作ればよいだけのことである。
これほど、国民全員が英語力を高められる方法は他にないだろう。

しかし、実際上の問題は、日本の中で起きているのである。
日本の中で英語を学ぶ方法を考えるのが英語教育の議論である。

この点を専門家たちはわかっていない。
それもそのはず。
専門家達自身が留学して英語力を高めてきたのだから。
そういう人たちが日本で英語力を高める方法について議論をしたところで
経験がないのだから空洞化した議論しかできないだろう。
それゆえに、100年以上もの間日本の英語教育は何も進展していないのである。

もし私のように国内学習で苦労した人間ばかりが議論に加わったのであれば
中途半端な政策は認めるわけにはいかない。
徹底的な改革を進めるだろう。
その中心は学習時間の急増と教員の質の向上である。
もしそれがかなわないのであれば
いっそのこと英語は自由科目にでもするだろう。
なぜなら、現状を見てわかる通り英語嫌いの学生は非常に多く
結果を出せない中途半端な英語教育でこれ以上学生を苦しめるのは不合理極まりないからである。






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【 2013/03/06 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)

英検1級2次合格

先日、高級ブランドの男性用香水のサンプルを銀座でもらったが
その香りがどうもバスクリンのにおいに感じられて仕方がない。

ところで昨日、英検のウェブ発表があり、合格点には達していた。

海外経験がなく普段もしゃべらないのに、
2次面接に準備なしで挑んだのは一般的には無謀だったと言えよう。

しかし、すでに合格を1度体験しているので、合格への執着はそれほどなかった。
そして今回受験当初の目的が「上位合格」ではなく「希望のトピックで話したい」だったからこれでよい。
ただ、以前書いたように、途中からは「希望のトピックで話したい」という気持ちもなくなり
準備がゼロに近い状態での受験となった。

そして、結局、好みのトピックに出会うこともなかった。

それゆえ、決して流暢に話せたわけではなかった。
受かっただけありがたい。「合格」はありがたく頂いておく。
「合格」の2文字には人生で出会えることはめったにないのだから。

なお、試験の対策は以前の記事を参照して頂きたいが、もう1つ思い出したことがある。

評価項目で「発音」があるが、
どうも、全体的な印象が左右するらしい。
全体的に、流暢に話していると、試験官に「発音もうまい」との印象を与え
スコアが伸びるらしい


「発音」でもスコアを稼ぎたい人は、単語の1つ1つにこだわるよりも
全体的な流暢さを目指すのがよいようである。


バスクリンかどうかはともかく、良い香りで「合格」をさらに浄化しておいた。
今後受験なさる方へのお守りになれば幸いである。
英語・英語教育・TOEIC





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【 2013/03/06 】 英検 | TB(0) | CM(0)

記憶のきっかけ:"L"のつく単語には「広がりがある」

言葉は、音や文字の特徴から、その言葉のイメージが予想できる場合が多い。

日本語でも、例えば、杉、桜、柿など、「きへん」がつく字は「木」に関係していることが予想できる。

そのようなことは、英語にもあると思う。

今回は"L"がつく単語について。
"L"がつく単語には「平らな、広がった、のんびりした」ニュアンスがある。

例えば、plain, plane, late, plate, lastなど。

単語や熟語を覚える時、イメージを働かせるのは重要であろう。







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【 2013/03/03 】 英語習得 | TB(0) | CM(0)

日常の表現:体重

私が主宰する英語クラブで今週話題になったのは体重に関する表現。

アメリカ人講師が言うには、日本人は次のように言うことが多い。

I lost my weight.
体重が減った。

しかし、これは間違いである。
正しくは、
I lost weight.


つまり、"my"は入れてはいけない

日本語でも、「私は体重が減った。」であって「私は私の体重が減った。」とは言わない。

また、lose weight, gain weight(太る)など日常的な表現は
それがそのままの形で用いられるのだろう。

go to schoolなども、to の後にthe, aを入れたりはしない。

従って、このような表現は、ひとかたまりのものとして
普段から、ひとかたまりで言うように心がけるのがよいだろう。

アクセントは最初につけると言いやすいだろう。

ーずうぇいとぅ、いんうぇいとぅ、ぅとぅすくーぉ


英語は、2,3語がひとかたまり(チャンク)になることが多い。
チャンクごとに理解し、記憶すれば
インプットもアウトプットも非常に容易になる。

英会話をするということは、
チャンクを順番にならべていくようなものである。




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