英語・英語教育・TOEIC

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英語を語るなら2種類に分ける

英語を語る場合、問題を2つに分ける必要がある。
公教育と個人学習である。

理想は両者がうまく絡み合い、スパイラル効果によって
学生達の英語力がどんどん伸びることであろう。

しかし、実際にはそのようにいっていない。
過去100年間、改善は見られない。

大人のやり直し英語、などと言う言葉がはやっていることだけを見ても明らかである。

デーリー東北に次のような記事があった。
「高校3年生がTOEIC895点の高得点を取得」
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/03/02/new1303022101.htm
==============================
高校時代の1年間カナダに留学し、帰国後のTOEICは620点。
高校生の平均点を210点も上回った。
しかしそれに満足せず、地道に勉強を続け今回の895点につながった。
==============================

このような記事は、個人がいかにすばらしいかを伝えるものとしては問題が無い。
一人の高校生が留学までして熱心に勉強して未来の夢を語るという
素晴らしい記事である。

しかし、英語教育の観点からは問題がある。

この記事から受ける印象は次の通り。
結局、一般よりもはるかに高い点をだすだめには留学が必要、
帰国後個人学習に励めたのも、その根底には留学があり
留学中に培った基礎力をもとにしてさらに上を目指せたし
モチベーションの維持・拡大にもつながったと言える。

多くの中高生は思うだろう。
「ハイスコアを出すためには、留学しなければだめなんだな。」

大学生でも、そう考えている人は少なくない。
近くで帰国子女が簡単に900点以上を出すのを目の当たりにしたら
「自分は留学していないからハイスコアが出せないのも無理ないや。
自分は450点で仕方がないんだ。」


つまり、留学しなければ高い英語力がつかない
と思わざるを得ない理由は
現状の日本の英語教育が機能していないからである。

もし機能しているならば次のような記事があちらこちらに出るはずである。
「高校生、学校の勉強と個人練習を一生懸命やりTOEIC900点を取得」


留学はおそらくとても素晴らしいものであろう。
その国の文化につつまれながらその国の言葉を学ぶのが最も理想的であろう。
外国の文化に触れれば、日本のよさも再発見できるだろう。

しかし、それと英語教育の問題は別なのである。
もし、別ではないというならば、答えは簡単である。

国民全員が留学できる制度を作ればよいだけのことである。
これほど、国民全員が英語力を高められる方法は他にないだろう。

しかし、実際上の問題は、日本の中で起きているのである。
日本の中で英語を学ぶ方法を考えるのが英語教育の議論である。

この点を専門家たちはわかっていない。
それもそのはず。
専門家達自身が留学して英語力を高めてきたのだから。
そういう人たちが日本で英語力を高める方法について議論をしたところで
経験がないのだから空洞化した議論しかできないだろう。
それゆえに、100年以上もの間日本の英語教育は何も進展していないのである。

もし私のように国内学習で苦労した人間ばかりが議論に加わったのであれば
中途半端な政策は認めるわけにはいかない。
徹底的な改革を進めるだろう。
その中心は学習時間の急増と教員の質の向上である。
もしそれがかなわないのであれば
いっそのこと英語は自由科目にでもするだろう。
なぜなら、現状を見てわかる通り英語嫌いの学生は非常に多く
結果を出せない中途半端な英語教育でこれ以上学生を苦しめるのは不合理極まりないからである。






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【 2013/03/06 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)
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