英語・英語教育・TOEIC

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高校「英語で授業」

2013年春から、高校の英語の科目は5つとなる。
「総合英語」、「英語理解」、「英語表現」、「異文化理解」、「時事英語」。

まず、これらのすべてについて、教員が対応できるのか、
彼らの英語能力、背景知識などが心配である。

そして文部科学省によれば、授業は英語で行うことを基本とする。
なぜなら、生徒が英語に触れる機会を充実させ、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため。
(高等学校学習指導要領 第三款 2(3) p.291, http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/30/1304427_002.pdf )

これも大丈夫だろうか。
わざわざ英語でやらなくてもいいと思う。
コミュニケーションの場面といえども、ほとんどの内容は
いわゆる教室英語であろうから。

つまり先生と生徒との会話であろう。
ほとんどが、限られた定番の表現であろう。
そのようなものだけなら、CDを何度も聞けば足りる。
それ以外の表現、つまり、さまざまな話題について
質疑応答するというなら、教員も生徒も
非常に高い英語力が必要となる。
むしろ、そのような能力があるなら、高校の授業など不要と言えよう。

実際問題、教員の英語力は高くない場合が多いだろう。
ただ、なかには、流暢に英語で授業をする教師もいる。

しかし、それにも問題がある。

流暢といえども、文法的な間違いや日本語なまりの影響が存在している。

以前、模範とされる教員のサンプル授業を見たことがある。
日本人教師が流暢に英語で授業をしていたが、非常に問題のある間違いをいくつもおかしていた。

例えば、生徒に対して、賛成か反対かを求めるときに

Are you agree ?

を何度も繰り返していた。

正しくは、Do you agree?である。

たしかに、日本人としてAre you agree?と言いたくなる気持ちはわかる。
一般のコミュニケーションでは間違っていても構わない。
しかし、ここはコミュニケーションの場面といえども教育の現場である。

決定的に間違った英語を生徒に何度も発射しているのは妥当ではない。
なぜなら、教育とは正しい内容を教えることであって、間違った内容を教えることではないからである。

もし、その教室にいた生徒たちがその先生のセリフを覚えていて
将来ビジネスの場で使ったならば、
相手からは、レベルの低い人だと思われてしまい、ビジネスに失敗するかもしれない。


会話力で、正確さと流暢さをはかりにかけるならば
正確さを重視すべきだと思う。

流暢さは、必要に迫られれば、誰でも自然に身につくものである。
一方、正確さは、ちゃんと勉強しなければいつまでたっても身につかないものであることは
言語学の研究で明らかとなっているからである。


次回は、教員の質について、さらに考えたい。




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【 2013/03/07 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)
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