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雑談:メディアリテラシー

メディアリテラシー(media literacy)とは、情報メディアが発する情報の中から、必要な情報を取り出したり、その真偽を判断したりする能力のことをいう。

今回は、情報メディアではなくドラマ(虚構)に関するものなので
本来、メディアリテラシーは関係ないとも言える。

しかし、ドラマの中で登場する法律や医学の知識は
実際の運用と同じであり、専門家が監修している場合もある。

そこで、今回触れてみることにする。


私は刑事もののドラマをよく見るが、
いつも腑に落ちない部分がある。

殺人犯とされるAが、被害者Bをやむを得ず死に至らせた場合の取り扱いである。

例えば、BがAを殺そうとして刃物で襲いかかってきて
Aが身を守るためにもみ合いとなり、お互いが倒れた時に
はずみで刃物がBに刺さって死んでしまった場合である。

ドラマでは大抵「大事な人のために今はつかまるわけにはいかない」としてAは逃亡して最後につかまる。
そしてエンディングでまわりの人達がいう。
「Aさん、あなたが償いを終えて帰って来るまでいつまでも待っているから」。


法律を勉強した私としては、納得がいかない。
Aはどうみても正当防衛であって、犯罪を犯してはいないから。

正当防衛とは「急迫不正の侵害に対し、自分または他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為」をいう(刑法36条1項)。
そのような行為は違法ではない。

もちろん、「やりすぎ」は犯罪となる(過剰防衛、刑法36条2項)。

ではどれくらいが「やりすぎ」なのか。
究極的には、裁判で判断される。

しかし、西船橋駅ホーム転落死事件(駅のホームで酔っ払い男性にからまれた女性が、その男性をホーム下に突き落としたら電車がきてひかれて死亡した事件)など、身を守るために相手を死亡させた場合に無罪とするのが判例の主流である。

裁判には量刑相場というものがあり、基本的には「武器対等」の考え方があるらしい。
つまり、刃物で襲って来た相手に対して、刃物で防衛行為を行った場合は正当防衛を認めるが
拳銃で防衛行為を行ったら「やりすぎ」となる。

ドラマでは、刃物に対して素手で防衛行為を行うのだから
文句なく正当防衛のはずである。

正当防衛に一切触れず、Aが完全に殺人犯のような扱いをするのはよくないと思う。
ドラマの演出だというなら仕方がないが。

しかし、正当防衛とは、正当防衛権であって
法律上認められた国民の権利である。

メディア、特にTVは影響力が大きいのだから
正当防衛に少しでも触れてほしいものである。

特に日本人は、西洋人に比べて権利意識が弱いのだから
メディアが率先してくれるとありがたい。




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【 2013/03/11 】 雑談(一般) | TB(0) | CM(0)
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