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小学校英語を教えている方からの質問状

前回のブログに関して、Twitterでご意見を頂いた。
この方はイギリス在住経験がおありで、英語がおできのようである。

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公立小学校で六年ほど英語を教えているものです。最近、中学にもボランティアで補習に入る機会もあり、英語の成績が振るわない生徒の現実を見るにつれ、小学校英語のあり方に疑問を持ち始めています。

公立小学校の英語の授業は、10-11歳で始まり、読み書きを教えることを推奨しておらず、communication skill に特化していますが、このアプローチについてどう思われますか?

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昨日の都小英研の会合で得た情報では、とにかく指導がばらばらすぎるとのこと。
市町村ごと、あるいは学校ごとにばらばら。
ALT(外国人助手)がいたりいなかったり、区で独自のカリキュラムがあったり、文科省のHi Friendsを使っていたりいなかったり、小学1年から教えていたりと。

まあ、小学英語が始まってまだ2年だから混乱も仕方ないのかもしれないが
英語教育が不手際だらけなのは100年以上前から変わらない。
例えば、1年生から行うことにすれば、ばらつきもかなり解消されるだろう。
低学年から指導をすべきことは前から私が主張しているが
先日の朝日新聞にも「国民の74%が賛成」とのアンケート結果が出ていた(2013.3.28 p.35 朝日新聞)。
また、アンケート結果はいずれhttp://benesse.jp/berd/にも掲載されるらしい。

そして、いつも述べている通り、小学英語における文科省の目標はおかしい。
「コミュニケーション能力の素地を養う」としているだけである。
小学校で学んでもコミュニケーションができるようにはならない。
国民の期待にこたえているとは思えない。

当初、文科省は「小学校英語は中学英語の前倒しではない」として
別々のものと考えていた。
とにかく「コミュニケーション重視」ということで話をさせることばかりに重点をおく。
発音、文法の間違いなどいちいち指摘せずとにかく話せというわけである。

しかし、文法の間違いはともかく、発音のポイントは指導したほうがいい。
発音はコミュニケーションの前提だからである。
いいかげんな発音のまま大人になれば、結局、現在の大人のように悩むことになる。
「通じない。発音の勉強をやりなおす。大人のやりなおし英語。」などということになる。
せっかく小学校から学んだ意味がなくなる。

とはいっても、現在の制度では発音指導もままならないだろう。
なぜなら、指導を担当しているのが英語専任教師ではなく
HRT(Home Room Teacher、担任)である場合がほとんどだからである。
彼らの中には英語が嫌いだから小学校の先生になった者も少なくないし
2年前まで英語を教えることなんて夢にも思っていなかったのである。

発音は日本人として気をつけるべきポイントを意識すれば短期間で改善する。
英語が苦手な教師のための指導案をいずれ作りたいと思う。
発音指導を行うのはネイティブよりも日本人のほうがいい。
日本人としての注意点がわかるからである。
見本はCDを鳴らせばよい。

小学校で「間違いを気にせずとにかく話す」ことだけをやってきて
中学でいきなり、文法やライティングをやらされてとまどったり混乱したりしている場合が多いようだ。
それもそのはず、言語習得には文法は必要だし、書くためには文法学習が必須だからである。

これを改善するためには小~大学までの一貫教育の視点が重要である。
先日ブログにも書いたCEFRが有効であろう。

「とにかく話せ」の観点から文字指導もしないようだが、適宜入れたほうがいいだろう。
授業の2,3割には、自然な形で導入すればよい。
特に小学高学年ともなると知的能力が発達してくるので、その知的欲求を十分満たすこととなる。

私の主宰する英語クラブでは小学1年生でも、喜んで文字を書いている。
大した指導をしなくても上手に書けるものである。
子供は書くことが好きである。好きなことから刺激を与えるのはとても有効であろう。




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【 2013/03/30 】 英語教育 | TB(0) | CM(0)
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