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相手にダメージを与えない表現とテクニック

ある英語指導者のTweetに次のようなものがあった。

=====
★Does what I'm saying make sense to you?
私の言っていることは意味を成してる?=私の言っていること、分かる?
=====


日本語の両者の意味につき、同じことをさしている。よって、イコールで結んでもかまわないかもしれない。

しかし、厳密にはニュアンスが違う。

「私の言っていること、わかる?」に対応させるなら、Do you understand what I'm saying? だろう。
(もっと細かく(英語マニア的に)言えば、"You understand me?"だろう。まあ、文脈などから最も適切な表現を選びだすのは翻訳者の腕と感性によるだろうが。)


ここまで細かく考える必要はないかもしれない。しかし、私は昔、学習中によく疑問に思ったものだった。

英語表現集などで、いくつかの表現がイコールで結ばれて紹介されていることがしばしばであり、
そのたびに「全部覚えるのは大変だ。いったいどれを覚えて使えばいいのだ。」と悩んだのだった。


同じように悩む方もいらっしゃるかもしれないので、これを書いている。

単語や表現は、同じものを指すとしても、ニュアンスは異なる。
存在する数だけ、その必要性が別に存在している。

日本語で考えると、例えば、「本」「書籍」「書物」は同じものを指すとしても、ニュアンスや使う場面が異なる。
「本屋」はあっても「書籍屋」はないし、「書物をひもとく」はあっても「書籍をひもとく」はあまりないだろう。


なお、冒頭の2つの表現のニュアンスの違いは、日本語の違いの通りであるが、その他にも「客観性と主観性」の違いがあるだろう。

主語に注目すると、what I'm sayingとyouである。

つまり、「(私が言っている)こと」と「あなた」。
=「人ではなく客観的(いわゆる無生物主語)」と「人であり主観的」

言い方によっては(例えば怒ったように強く言うと)、主観的だと直接「あなた」を名指しして、「あなたは(私の言っていることを本当に)わかっているの?(本当は理解していなんじゃないの?)」というニュアンスにもなりかねない。

よって一般に、客観的な表現のほうが相手に与えうるダメージを発生させないで済むだろう。


私はよく英会話初心者に次のことを教える。

英会話を始めたばかりで外国人と話す機会があると尋ねたくなるのが
「日本にいる理由」である。

理由を尋ねるのだから
Why did you come to Japan?
で、もちろんよい。

しかし言い方によると
「なんで日本にきたんだよ(来るんじゃねーよ)。」
のようなニュアンスにもなりかねない。

そこで主語を客観的にして
What made you come to Japan?
とする(what made youの発音は、(ほ)わっめいじゅー」となるのが普通である)。

「何が(どういう状況が)あなたを日本に来させたの?」
というニュアンスとなる。

「あなた」を直接名指ししないので差しさわりが無い。

このように、客観的な表現は初対面の相手など、親しくない場合に便利と言えよう。
このテクニックは、日本語の会話でも使えるのではないだろうか。


勉強を進めていくにつれ、表現のバリエーションを増やし、場面に応じて使い分けられるようにするとよいだろう。


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【 2014/09/10 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)
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