英語・英語教育・TOEIC

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100年来、文科省の改善案がいつもうまくいかないわけ

記事でこのようなものがあった。

外国人教師からみた日本の英語教育の問題点「クソみたいな教科書を使っている」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140929-00721545-sspa-soci

まあ、よくある「日本の英語教育はうまくいっていない」というやつである。

文科省が、いろいろな改革を試みているが効果が出ないと。

しかし、文科省の出す案がうまくいったためしはない。だから昔も今も日本人は英語教育に翻弄されている。


対策は、いつもいっているように、量をこなすしかない。

学校教育で効果を上げたいのならば、授業時間を増やす(聞く、読むを大量に)。それしかない。

しかし、それは無理との主張が主流。
「他の授業との兼ね合い、教師がたりない」などの理由。
だがそれは、いいわけに過ぎない。

理由はともかく、やるしかないものはやるしかない。

やらないできたからこそ、明治時代以来、日本人の英語が進歩していないのだから。

もしやらないのだったら、学習時間が足りないので日本人が英語ができないのは当然なのだから、
それについて悩んだり、改革を試みたりすることは無意味。

インフルエンザなのに薬も飲まず栄養もとらず、椅子を変えてみたり、髪型を変えてみたりするだけで、「いつまでも治らないなあ」と悩むことが無意味なのと同じ。

とにかく量をこなす必要がある理由は、日本語と英語の言語的距離がもっとも遠いから、というのもいつも言っている通り。

なお、「学校での英語教育を専ら「言語の習得訓練」にしたいなら、ンなもんのために中学校や高校がわざわざ時間や労力を割いてやる根拠は無い」との意見もあるが、賛成できない。
仮に学校での英語教育の目的が「コミュニケーション力をつける」だったとしても、前提として「習得訓練によって習得」された英語力がなければならないだろう。
「国語」でさえ、どれだけ読まされて、書かされて、音読・暗唱させられたことか。母語でさえ学校で習得訓練はいやになるほどやらされているはずである。


では習得時間についてもう一度、以下で確認しておく。

アメリカ人が日本語を身につけるのに多大な時間を要するという内容。
(その時間は、日本人が英語を身につけるのに必要な時間と同じくらいだと考えることも可能だろう)。
時間がかかるということは、日本語と英語の言語的距離が遠いということである。

アメリカの外務省のような機関(FSI)のデータがある。
FSI職員のエリートのアメリカ人が外国語の習得にどれくらい時間がかかるか、というもの。
http://web.archive.org/web/20071014005901/http://www.nvtc.gov/lotw/months/november/learningExpectations.html

以下の英文は、このサイトの引用。

students at FSI are almost 40 years old, are native speakers of English. and have a good aptitude for formal language study, plus knowledge of several other foreign languages. They study in small classes of no more than 6.
学習者は40歳くらい、勉強に熱心、他の複数の外国語の知識がある。授業は5人以下のクラスで行った

Their schedule calls for 25 hours of class per week with 3-4 hours per day of directed self-study.
1週間の授業時間は25時間、自習が1日3-4時間(平均で1週間では約24.5時間)


つまり、学習者としてもともと優秀で、かつ少人数クラスで学んだということ。


言語を3つのカテゴリーに分ける。
最も易しいのがCategoryⅠ(フランス語、イタリア語など)、最も難しいのがIII(日本語、韓国語など)


Category I: Languages closely related to English
23-24 weeks (575-600 class hours)

Category III: Languages which are exceptionally difficult for native English speakers
88 weeks (second year of study in-country)
(2200 class hours)
なお、表中、日本語には*がついている。これは同一カテゴリ―の中で日本語のみが他よりも難しい、ということ。

週の数を見てわかるとおり、両者には約4倍の開きがある。


自習時間を計算すると
24.5×88週=2156
授業時間を加えると
2156+2200=4356


つまり(優秀な)アメリカ人が日本語を身につけるのにかかる時間は約4,000時間。

膨大な数字に見えるが、決して無理な数字ではない。

1日3時間の勉強で、4000÷3=1333.33日かかる。
1333.33÷365=3.65
つまり、3年半くらいということ。


注意点は、勉強の前半においてはとにかくインプット(リスニング、リーディング)を中心にやるべき。
書いたり、話したりは、1,2割でよい。やらなくてもよいくらいである。


そうやってトレーニングを積めば、誰でも英語は身につけられる。
逆に、それをやらなければ、どんなに優秀な人間でも英語を身につけることはできない。

今後、教育制度が改善されたとしても、全面的に学校教育にたよることはできないだろう。
それは他の教科でも同じ(数学や体育の授業を受けただけで、数学者やオリンピック選手が生まれないのと同様)。

実力を高めたい場合、自分で訓練する必要はどうしてもある。
詳しいトレーニング法を知りたい方は、拙著「禁書 日本でやりきる英語習得の真実」を参照されたい。

      
書名:「禁書 日本でやりきる 英語習得の真実」Kindle版(250円)(約90ページ)

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【 2014/11/19 】 英語教育 | TB(0) | CM(-)
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