英語・英語教育・TOEIC

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帰国子女など海外で身につけた人の英語習得論は、ほどほどに

太っている人や髪の毛に不自由している人は、それを自分でネタにするのはいいが、人から言われると非常に不愉快になるもの。それらに関しては他人の発言権はないといってもよいくらいである。

日本での英語習得法について、今も昔も海外経験者ないし帰国子女などが自説を述べたり本を出版したりしているが、そのような人達の発言権についても似たようなことが言える。
もちろん発言の自由はあるが、発言の中身の価値はほとんどない。つまり日本での習得に関しては役立たないということ。

最大の理由はESL(English as a second language)とEFL( English as a foreign language)。つまり言語環境の極端な違いのため。
ESLは、簡単に言えば学校以外でも英語が使用されている環境。
例えば、シンガポールや英語を母国語とする国々。

先日見かけた学者のTweetで次のようなものがあった。
「海外にいても日本人学校に通い、日本人同士でかたまっている人に比べれば、日本で海外ドラマを長時間見る方が効果が高い。EFLとESLの区別は意味がない。」

しかし実際には「ドラマを長時間見る」ことを日本でやるのは非常に困難である。
「ドラマを長時間見ればよい」などと気軽に言ってしまうこと自体、本人が海外に滞在しながら英語を身につけた人であることの証であって、EFLでの、つまり日本での英語習得の難しさが、本質のところでわかっていないと言える。

すなわち、経験していないので、実質がわかっていないのである。

10数年から20数年以上、日本語のみで育ってきた日本人にとって、英語を身につけるのがどれだけ困難なのか、わかっていない。

「長時間見る」といっても、ただ見るだけではだめである。スクリプトで意味を確認したり、聞こえない所を何度も何度も巻き戻して聞きなおしたり、せりふを覚えて何度も何度も言ってみたりと、「ハードな訓練」が必要。

「ハードな訓練」こそ、EFLでの言語習得の真髄と言っても過言ではない。
そして、それを3年ほどは継続しなければならない。
継続することは非常に困難。
強い動機や意志が必要。

そもそも、英語習得にとって最も重要なのは動機付けである。
強い動機がなければ継続学習は困難となる。

その点、海外に滞在すれば、いやでもたくさんの英語に触れ、話す機会にも遭遇し、英語が使えるようになるのである。
「英語ができなければ生きていけない」という最強の動機付けが自然に存在しているのである。
EFLにおける場合とはまったく違う。
いやでも英語との付き合いが継続できる。
その証拠に「英語がうまい人」に尋ねれば十中八九「海外経験あり」だろう。

なお、海外にいながら日本人同士でかたまっている人は、英語習得の話に乗せる価値もないので、論外である。

そういうわけなので、日本で英語習得に励む人は、海外で習得した人の習得論は参考程度にして日本で高度な英語力を身に付けた人の話を重視したほうがよい。

(このようなことを述べる理由は、かつての自分のように習得法に悩む人を減らしたいからである。私が訓練していたころは、あまり情報がなくて迷いが多かった。もっとも現代は、逆に情報が多すぎて迷ってしまうかもしれないが。)

日本での英語習得を目指す方には、拙著Kindle版「禁書 日本でやりきる英語習得の真実」をお勧め致します。
   

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【 2014/12/05 】 英語習得 | TB(0) | CM(-)
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