英語・英語教育・TOEIC

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英語教育を本気でやるなら幼児から

先日、米国人指導教授と一緒に帰宅した。
その途中、TOEICの話となった。

学生達は米国留学プログラムの前後にTOEICを受験するが、留学直後だけはスコアが上がるものの、その後はまた元に戻るという。

このパターンは私の勤務校でも聞く話だ。


それについて私のTweetは以下の通りであった。

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大学の中には留学プログラムが含まれている所も少なくない。留学直後のTOEICスコアは100~200点アップすることも珍しくないが、大抵の場合しばらくすると100~200点下がるようだ。要するに帰国してからの実力維持・向上が行われていないのだ。もうすぐ就職活動という時期であるにもかかわらず。

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大学生だけでなく小中高生もそうだろうが「将来必要だから勉強をしなさい」といっても、なかなかできないのが大半だろう。これは英語に限った話ではない。よほど強烈な意識がなければ、普段使いもしない英語を熱心に勉強するのは非常に困難だろう。

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日本語に囲まれたEFL環境において英語を勉強するのは本当に大変。とにかく動機付けが難しい。モチベーションの維持が難しい。やらなければやらないで生活ができてしまうのだから。

>続き
「国民に英語を身につけさせる」という目的を果たそうとするなら、小さいときに大量に英語に触れさせ音韻を脳にしみこませるのが最も合理的で効果的だと思う。そして中学レベルの文法を勉強させれば、後は本当に必要になった人が自分で短期集中特訓をして実用レベルに持っていけると思う。
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学校教育は、生徒全員をプロ級にするわけではない。
数学をやるから全員数学者になるわけでもなく、理科をやるから全員気象予報士になるわけでもない。
それゆえ、英語をやるから全員「スラスラ読めてペラペラ話せる」ようになるわけでもない。

よって、「幼児のときからそんなにやらなくてもよいのでは?」と考える人も少なくないだろう。

確かにそう考えてもよい。

しかし「国際的観点から英語は必須であって、国民に英語を身につけさせる。そのため中高6年間に加え、現在では小学5,6年生から、近い将来3年生から、また学校によっては1年生から教えている」というほどの力の入れようである。

とすれば、ある程度ましな力をつけるようにすべきだろう。

そうでなければ、時間も金も浪費以外のなにものでもなくなってしまう。


英語でやっかいなのは次のこと。

・英語科は他の教科とは性質が違う。すなわち他の教科は、理解の対象は日本語以外であり(ex.因数分解、高気圧)、それを理解するための言語は日本語だが、英語科だけはそうではない(理解の対象は英語そのもの)。
・教科書を使って文字だけ理解するのでは極めて不十分で、音声教育が最も大切である。


これら2点のために、英語教育は本来他の科目よりもはるかに多くの時間が必要となる。(教師の質も、もっと高いことが望ましい=教師自身が高い英語力と指導力を備えていること)。

よってこれを実現するためには、幼児のうちに音声に慣れさせるのが最も効率的で、なおかつ、ほとんど唯一可能な方法なのではないか、と思う。

一方、「国民の9割は英語を必要としない」というならば、そこまで熱心にやらず、英語は高度な特殊能力で一部のエリートが身につければよいと考えることもできるだろう。そして、希望者には留学奨励金を出すのもよいかもしれない。

しかし、それだと優秀な人は海外にとどまってしまうことが多いようである。これでは国が英語に力を入れる意味がなくなってしまうのではないだろうか。
コチラのブログも参考になる。


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【 2015/05/23 】 英語教育 | TB(0) | CM(-)
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