英語・英語教育・TOEIC

英語にまつわる色々な事を書きます。Amazonベストセラー第1位「MAGICAL 実用英文法」。その他「発音」「会話」「TOEIC」などオススメ電子書籍はコチラです⇒ http://t.co/CgueYZtnXj
061234567891011121314151617181920212223242526272829303108

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

閻魔降臨 単位取得マニュアル

閻魔大王は、対象者を地獄に送るかどうかを判断する。

そんな閻魔大王のような感覚で200名近くの学生の成績を先日つけ終わった。
地獄に落ちた者もちらほらいた。

判断は、授業の最初に伝えておいた次の基準に従った。

・成績をつける際、次の3つを総合的に判断する。
出席、授業態度、テスト結果

・5回までは休める(6回以上休むと自動的に単位は出ない。)
基本的には、全回出席すべき。出席率がよい場合、成績がボーダーラインの際、パワーアイテムとなる(救済力として働く。例えば不認定DになるところCになる。)

・ちゃんと出席して、ちゃんと授業に参加して、ちゃんとテストを受ければ、単位は保証される。
逆にいえば、ただ座っていて寝ていたりおしゃべりしていたりするのではだめ、テストがほぼ0点ではだめ、ということ。



今までに何度か成績をつけてきて思ったのは次のこと。
テストの成績が悪くて、しかも4,5回休む人が結構いる。5回までは休めるから休んだのだろうが、これでは不認定である。
6回休んだら不認定が自動的に決まるというだけで、5回休んだ場合自動的に単位認定されるわけではないのである。
成績の悪い人ほど、保険として全回出席すればよいのに、と思う。全回出席はインパクトがあり、不認定を免れる強力なアイテムである。


以下は、単位取得のためのテクニックである(あくまでも私個人の見解であるが)。
とりわけ、20~50人ほどで、小教室で行われる語学の授業の場合である。

単位認定が、テストの点数だけでなく、授業態度なども加味される場合、指導者との良好な関係構築は有利に働くだろう。
指導者に与える印象は大事だろう。裁判においても、裁判官に与える心象は大事である。判決を下すのが裁判官であるように、成績をつけるのは指導者であり、彼らは感情を持った人間であるのだから。

まず、印象が悪いのは次のような態度。
・欠席が多い。
・おしゃべりをよくする。
・寝る。
・名前をよんでも、寝むそう、めんどうくさそう、機嫌が悪そうな態度をとる。
・重要なポイントとして何度も授業で指摘し、試験直前の授業でも「テストに出す」と指摘したにもかかわらずテストでちゃんと回答しない。


逆に印象がよいのは上の裏返しであるが、その他は次の通り。
・勉強の方法や内容について質問をする(ただし、これは指導者によって意見が分かれるだろう。質問されるのが嫌いな指導者もいるだろう。)
前のほうに座って、まじめに話をきく。時にはうなずいたり、冗談に対して笑ったりする。(学生としては後ろのほうに座りたい場合も多いだろう。先生のくだらないギャグにいちいち反応するのは面倒だろう。しかし、話す側としては、持てる知識をできるだけ伝え、時には学生を笑わせてやろう、という気持ちで毎回90分を過ごしているので、その気持ちに肯定的な反応を見せてくれる相手には好印象を持つ)。
・回答の文字が読みやすい。

男子学生の中には、私とよく話をして仲良くなった者も何人もいる。廊下で会った時、あからさまに深々と90度以上のおじぎをして挨拶する者もいる。「点数稼ぎだろう」と思うが、悪い印象は受けない。彼らなりに頑張っているのだな、と思う(笑)。
中には、「せんせー、単位ください!」と直接言う者もいる。

仲良くなった学生には、よい処遇をしたいのが人情だが、だからといって成績や授業態度が悪いのに厚遇したのでは、他のまじめな学生と不公平になってしまう。

それゆえ、客観的な基準に従って判断するのを基本としている。
ただし、「ぎりぎり」の場合に上にいかせるか下にいかせるかは、もはやその時の「感覚」であって、その「感覚」の中には過去数カ月の間に形成されたその学生に対する「気持ち」が作用していることは否定できない。

以上のことは、中学生や高校生についても参考になるかもしれない。しかし、大学の場合、おそらく指導者の裁量が大きいので、なおさら以上のことがあてはまるだろう。クラスの何人までをA、何人までをDにするなど決まっているわけではないのだから。「気に入らないから、大多数をCにしてまえ」とすることも可能である。
滅多にいないだろうが、以前ウェブニュースで見た悪徳教員は「可愛い女子学生なら無条件で高評価。ただし彼氏の存在が発覚したらその場で低評価。男子学生なら帰省時の手土産を持参したヤツは高評価。飲み会で可愛い女子学生を紹介した男子学生は高評価。自分が嫌いな学生は低評価──」ということを長年やっているとのこと。

これは極端な例だが、テスト結果という数字だけの問題ではない場合、対人スキルが要求されるということ。
(テスト結果だけが基準の場合であっても、その教員が嫌う学生に対しては低評価をすることはありうる。)

つまり、「単位取得」という目的を達成するためには、その教員にひどく悪い印象を与えないようにするスキルは有効に働くであろう。
極端にぺこぺこしたり、お土産を持ってきたり、ということではない。授業という形態の中で、教員と友好的なコミュニケーションを図るということである。
このような対人スキルは、社会に出れば必ず必要になるもの。学生のうちに、先生を相手に対人スキルの練習をして将来に役立てる、と思えば退屈に感じる授業も有意義なものに見えてくるのではないだろうか。



スポンサーサイト
【 2015/08/08 】 大学の授業 | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。