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英会話初心者向け「会話集の使い方」

発話するには、頭の中に語彙や表現をあらかじめ入れておく必要がある。
このようなインプットの重要性は何度も述べてきた。

会話には会話表現を覚える必要がある。

他人の会話や映画、小説などから学ぶのもよいが、「会話表現集」を使うのも合理的である。
例えば拙著「英会話の切り札」もある。


市販本の他、ネットにも色々あるだろう。

会話集を使う際に困ることが1つある。


1つの表現には必ずと言っていいほど、類似表現が複数あることである。
つまり、どれを覚えればよいのか、である。

私は昔、会話集などに類似表現がいくつも記載されているのをみて「いったい、どれを覚えればよいのだ!」とものすごく悩んだものである。

この悩みは、コア・ミーニングを使えば解決できる。
コア・ミーニングの詳細については拙著「MAGICAL 実用英文法」を参照されたい。



当時はコア・ミーニングのことなど一切知らず、一緒に並んでいるのだから全部同じものなのだろう、くらいにしか考えていなかった。
たくさんある表現を覚えることに必死なだけであった。


コア・ミーニングを考えれば、「類似表現は類似しているが、まったく同じものではない」ことがわかる。

例えば、表現集に次のように載っている場合である。
「行ってらっしゃい」=Take care. / See you. / Have a nice day.


コア・ミーニングを考えないなら、「行ってらっしゃい」と言いたいときは、これらのうちどれかを言えばいいのだな、と思うだけだろう。

しかし、コアを考えれば次のようにそれぞれニュアンスが違う。

気をつけて/また会いましょう/よい1日を/

では、一体どれを使えばよいのか。

それは、話者の気持ち次第である。

送りだすとき、相手に楽しんでほしいならHave a nice day.と言えばよいし、相手のことが心配であるなら、Take care. またはHave a safe trip.などと言えばよいのである。


このように、会話は話者の気持ちによって表現が変わるのである。

この「気持ちによって表現が変わる」ことも、学校で習ったこともなく、勉強の妨げとなった。

「コア・ミーニング」と「話者の気持ちによる表現の違い」。
この2つを学校で教えてくれていたら、あんなに困らないで済んだのに、と思う。


最後に、勉強法のアドバイス。
勉強法は個人差があり、好みにもよるので一概にはいえないが、参考までに次のように述べておく。

英語はがむしゃらに覚えることが重要(ただし、ちゃんとコア・ミーニングを感じながら覚える。1文をまるまる覚える必要はなく、重要な表現部分を覚えればよいだろう)。
類似表現もできるだけ同時に覚えてしまう。
ただし、その中で優先順位をつけ、自分が一番よく使うものを深く練習する。
練習の際は、コア・ミーニングによる違いを意識する。
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【 2015/09/09 】 英語習得 | TB(0) | CM(-)
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