英語・英語教育・TOEIC

英語にまつわる色々な事を書きます。Amazonベストセラー第1位「MAGICAL 実用英文法」。その他「発音」「会話」「TOEIC」などオススメ電子書籍はコチラです⇒ http://t.co/CgueYZtnXj
0812345678910111213141516171819202122232425262728293010

発音メモ:「母音の"あ"」ちょっと細かすぎるこだわり

プロや職人は、素人が気が付きもしないような細部にこだわりをもって仕事を行うのが普通。
英語においてもそうだろう。
発音1つとってみても、プロにはこだわりがある。

まあ、マニアのディープな趣味の世界とも言えるが…

今回の記事は、母音の話。

英語には母音がたくさんあって、[æ] [a] [ə] [ʌ]は、日本人にはすべて「あ」に聞こえ、またすべてを「あ」で済ませてしまう。

日本語にはない区別なのだから、ちゃんと区別できなくてもやむを得ない。
そして、ナンネイティブ話者もたくさんいるので、正確な英語ばかりが流通しているわけではない。

よって、必ずしも正確に区別できなくてもよい。

以下は、細かすぎる「発音マニア」のこだわりとして読んで頂ければ幸いである。

<1>
abolition
academic
anonymity
acquisition

allocation (追記, 2017.9.2)

<2>
attraction
assassination
affection


<1>と<2>の単語の発音の違いがわかるだろうか。


<1>の単語の出だしはすべて[æ]、<2>の単語の出だしはすべて[ə]である。

例えばabolitionは[`æbəlíʃən]。

Oxford辞書の音声はコチラ

強さとリズムを仮名で書くと次のようなかんじ。

えぁしゅん


(最後の部分を「しゅん」というのは、発音を英語らしくかっこよくいうコツ。stationなども、「しょん」ではなくて「しゅん」のつもりでやるとよい。)

最初に第2強勢が置かれる。よって発音するときは出だしを強めに言い、次の[bə]を弱くして、次の[lí]を一番強くして、最後[ʃən]を脱力しながら軽く言う。

一方、attractionは[ətrˈækʃən]。
強勢は一か所だけ。出だしは弱く。日本語の「あ」にすると口が大きすぎで、口は半開きで、どちらかといえば「う」に近い音で言う。そして強勢の部分を強く言い、次は脱力。

見た目は似たような単語なのに発音のパターンが違う。

音で覚えてしまえばよいのだが、見分け方をちょっと考えてみる。

ここに挙げた範囲では、<2>の単語はすべて文字の2,3番目が同じ。このような場合、つまるような音になり、直後に矯正が置かれる。


以上、ちょっと細かすぎるこだわりであった。


基本的な発音・イントネーションのコツを身につけたい方は、拙著「発音PREMIUM」を参照頂きたい。
  


スポンサーサイト
【 2016/02/17 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL