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bootは味わい深い語

次のようなTweetを見かけたので、今回はbootについて。



bootは口語で使われることが多い。といってもあまり使われないのでなじみが薄いがなかなかな味わいのある語。

意味の流れ(おそらく)
動詞:ブーツ(長靴)をはかせる→(目的語+out)けとばす・追い出す・解雇する
例:The president booted him out.=He was booted out of the company.
cf.名詞:He got the boot. 彼は首になった。

その他、「(コンピュータを)起動する」の意味も。
ブーツをはかせて歩けるようにする、ということから、コンピュータを使える状態にするということなのか。
それにしても、シューズでなく、ブーツなのはなぜだろう。
boot=a strong shoe that covers the foot and ankle (Oxford Learner's Dictionary)
とあるように、強い感じがするし、「蹴りだす」意味あいもあるからだろうか。


自動詞は「吐く」の意
日本語の「吐く」の音が靴やブーツを連想できるのは日本人にとってご利益!?
といっても、「嘔吐する」話は滅多に聞かないし、聞いてもまずvomit/throw upしか使われないだろうけど。


You bet.にも触れておく。bootとちょっとだけ関係があるから。

You bet.は口語でたまに使われる。汎用性が高く「はい/どうも」的な感じ。

Are you nervous? You bet! 緊張してる? その通り!

以下の表現はYou betを強めて、「確信がある」というような意味合いとなる。一般的にはまずきかないけど。

You bet your (sweet) life[your bottom dollar/your (sweet) bippy/ your boot(s)]

賭けるものが、「素敵な人生」「最後の1ドル」はわかるが、bippy=おしり、bootsというのはどういうことか…
馬に乗る文化や大陸を開拓する中で、ブーツはとても大切なものだったのか?

例:
I can bet my life on it.=それに賭ける。
I can bet my bottom dollar that he'll be late.=彼は絶対遅れるよ。


ネイティブ的で口語的なもの、慣用表現的なものは、学習中にあまり出会わない。
出会ったら、「なぜこのような表現が、このような意味をさすのか」と考えるのは面白い。

ただし、深入りする必要もない。
由来は諸説ある場合も少なくないし、地域差・個人差による使用の有無もあるだろうから。
優先事項は標準的な英語の習得である。
しかし、1個の表現のあれこれを考えるのは、文化まで視野に入れた語学学習の面白いところでもある。
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【 2016/12/28 】 単語・熟語 | TB(0) | CM(-)
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