英語・英語教育・TOEIC

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カタカナ発音から離れるコツ その1

日本語にはたくさんの外来語がある。
外来語は、英語など外国の言葉をカタカナにして日本語としているもの。
つまり、日本語。

カタカナ語は、英語学習者にとって諸刃の剣。
記憶の助けになる一方、発音に関してはトラップ

トラップにかからないよう、Twitterで「#カタカナ発音滅却委員会」というタグをつけて、たまにつぶやいている。

「紙」は「ペーパー」だからといってそのまま発音しても、それは日本語。
最初にアクセントをつけて「ぺーぱー」といってもやはり日本語。

発音記号は[ˈpeɪpə(r)]
これをあえて日本語で書けば「ぺいぷ(r)」。
最初を「ぺー」と伸ばさないし、最後は「ぱー」のように大きな口を開けない。

正しい発音を身につけるためには、発音記号や音声を確認すること。
ただ、日本語にない音の場合、正しく音声を認識できず、知っている日本語の音に当てはめてしまうこともあるので(例:音が「ぺい」であっても認識が「ぺー」になってしまう)、その確認の補助として発音記号は大事
なお、すべての単語を一々確認するのは大変だというのであれば、綴りから予想することもできる。

paperの最初の部分"a"につき、pay, lay, sayなどからもわかるように音は「えい」(そもそも「えー」と伸ばす音は、日本人にそう聞こえるだけであって、英語にはほとんど存在しないのではないか。)
最後の"er"は、worker, playerなどからわかるとおり、口を半開きにする[ə]である。

以上のような確認は、最初のうちは大変かもしれないが、法則性があるのでやっているうちにだんだんとわかってきて、大変ではなくなるだろう。

発音やイントネーションのコツをまとめて知りたい方は拙著「発音PREMIUM」を参照していただきたい。
  

【 2016/02/10 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)

映画で英会話を練習する場合の注意点

"「注意して見る」は、watch closelyくらいなら思いつくけど、keep my eyes openは出ないなぁ"

とのTweetを見かけた。
どうやら、映画のセリフとその和訳からそうつぶやいたようである。
しかし、それでよいと思う。

keep my eyes openのコアミーニングは「目を開けたままにする」であって「目を見開く」ほどの意味だから。

日本語の字面だけで「注意して見る」を考えた場合、即座にkeep my eyes openを想起するのは、むしろおかしい。

映画の場面で、話者が目を見開いたまま、じっと見ているような場合なら別だが。


watch closelyのコアは「じっとor接近して(注意深く)見る」だろう。

「注意してみる」ならwatchだけでもいいし(cf.注意せずに見る・見える場合はsee)、
watch~ with a careful eyeとしてもよいだろう。

話者の心情の「注意深さ」がどの程度なのかによる。

cf.watch~with care=~を注意深く見守る


以上のように、映画のセリフは文脈と場面を加味して作られているし、
和訳は字数の関係上、相当意訳されている場合もあるし、訳者の感性もかなり反映されるだろう。

よって、映画のセリフにつき、日本語←→英語が、書かれている通りに思いつかなくても悲観する必要はないのである。

【 2016/02/03 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)

Twitterまとめ:つづりに騙されないことも大事

次のようなTweetがあった。


これを受けて私は次のようにTweetした。

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wharfで思い出すのはFisherman’s Wharf=米国サンフランシスコの観光地。
発音は(h)wˈɔɚf(米国英語), wˈɔːf(英国英語)。「うぉー(r)f」である。つづりにひきずられて「わーふ」にならないように。重要単語ではないが。#カタカナ発音滅却委員会

重要なのは、toward, award, ward。 awardは最近歌番組などで「2015年度○○アワード」などと使われるので要注意。 これらもすべて[ɔ]なので、発音は、「うぉー(r)」である。 「あうぉー(r)d」が正解。#カタカナ発音滅却委員会

war(戦争)も間違いやすい。つづりにだまされて「わー」と言ってはダメで「うぉー(r)」が正解。なおforward,backward等は強勢が最初なので"ward"は[wɚd/‐wəd]口を少しだけ開き「ばっくwrd」。#カタカナ発音滅却委員会
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発音のコツをまとめて知りたい方は拙著「発音PREMIUM」を参照頂きたい。
  

【 2015/12/16 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)

Tweetまとめ:子供への英語指導は責任重大

先日、私が行ったTweetを以下にまとめておく。

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大学のリーディング少人数クラスで1文ずつ音読をさせた。中国語学科のマスクをしてる女性の発音が、明らかに日本人離れ(子音の連続等)。海外にいたことがあるか聞いたらやはり2歳から2年ほど米国にいたと。「マスクをしてても私の耳をごまかすことはできないぞ」と妙なセリフがよぎった(笑)

年齢が若ければ若いほど、音をそのまま吸収し記憶する。仮に4歳以降ずっと日本でくらしていたとしても、幼少期に吸収したものは、(無意識的に)残ることが多いようだ。

いつも言っているが、小学低学年以下の指導は責任重大。妙な日本語英語ばかりを教師が話していたら、子供はそのまま覚えてしまうだろう。

black,train,girlの音はブラック、トレイン、ガールではない。bl,trは子音のみ。「く=ku」だがck=k(母音のuは不要)。girlの音は「ぐーぉ」に近い。#カタカナ発音滅却委員会

大人は通じるなら日本語英語でもよいが子供の教育は話は別。しかし完璧なネイティブ英語を話せというのではない。日本語にはない、日本語と大きく異なる部分を意識すべきということ。「発音PREMIUM」はお勧めhttp://amzn.to/1LZDQTY
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特にカタカナとの区別についての注意点は、拙著「発音PREMIUM」にまとめてある。

  

【 2015/11/09 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)

別れ際のあいさつ

 
2人称(you)に関しても、日本語はいろいろありそう。
あなた、君、おまえ、きさま、てめー、そなた…

ところで次のようなTweetがあった。


これを見つけて、あいさつの英語について考えてみた。
あいさつは、英語でもバラエティーに富んでいる。

なかでも、別れ際のあいさつはよく考えてみると興味深い。


なお、いつも言っていることだが、表現の違いを考えるとき忘れてならないのは、
「個人差がある」
「話者の気持ち次第」
「コアミーニングによってニュアンスの違いがある」

ということ。

まず、一般的なのは

Good-by(e)!
See you (again)!
(コアミーニング=また会います、なので、気持ち的には「またお会いしましょう」であろう。もっと丁寧に言うならI'll see you again.であろう。)


口語では
Bye (now)!(主に米国)
So long!
Take are!(コアから、「体に気をつけて」の気持ちが入るだろう)
Bye-Bye! (子供や若い人が用いることが多いようである。)


形式ばったものは
Adieu [əd(j)úː|ədjúː](「ごきげんよう、失礼いたします」といったかんじか。)


また、古風ないし形式的なので現代ではほとんど使われないものは
(Have) a nice day.
(Have a) good day.
Good day.は会ったときにも使用可能なようである。

また、映画の中で、主人公が敵を倒したときのせりふで、わざと外国語を使って
Adios!
と言ったのを覚えている。これはスペイン語だが、「あばよ~」というかんじだったのだろう。


外国人である我々は、基本的には一般的なGood-by!/See you!を使うのが無難であろう。

私は冗談まじりに言いたいときは、古風でかたい表現
Good day!
を言おうと思っている。
しかも、オーストラリア風に
「ぐっだぁい!」

皆さんも、いつも同じGood-by!が飽きたら別の表現にチャレンジするのもよいでしょう。
しかし「ぐっだぁい!」を使うと、きっと「変な人」と思われるので、自己責任でご使用ください(笑)
【 2015/11/04 】 発音・スピーキング | TB(0) | CM(-)